湘南の作文の注意点

湘南は国語の問題の中に作文があります。

その作文の内容は、本当にいろいろあって予想するのはなかなか難しいが、過去問を中心に練習をしていくことが大事です。特に以下の点に注意してください。

1 時間配分
国語の1問として、出題されるので、他の問題と合わせて45分間で仕上げなければなりません。作文の他に読解が2題、知識の問題が1題加わっているので、上手に時間を使っていかないと間に合わない。したがって要点をつかんで、ある程度ポイントを箇条書きにしてから書いていきましょう。

2 条件を落とさない
最近はいろいろと条件がついています。自分の考えとその理由をまとめる、とか。何が重要であり、それを改善する方法を2つ、とか。その条件がすべて入っていなければ当然減点の対象になる。だから、ポイントを箇条書きにまとめるときに、その要素を落としていないか確認しましょう。

3 原稿用紙の使い方を確認する。
原稿用紙の使い方に準じて作文を書きますが、改行は一字空けて表すことになっています。したがってこの点も踏まえて練習する必要がある。句点、読点、カギ括弧などの使い方もちゃんと確認しておきましょう。

過去問をやるときに、作文は後回しになりやすいので、ちゃんと最後までやりきる練習をしてください。


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外連味なく狙う

慶應に入るタイミングは小学校受験、中学受験、高校受験、大学受験と4回チャンスがあります。

どのチャンスを活かすか、はそれぞれのご家庭が判断されることだと思いますが、やはり慶應に、とまず思われるべきだろうと思っています。慶應OBは多いし、それぞれのみなさんの考え方があると思いますが、やはり我が子を慶應に入れたい、と思われている方は多い。

で、そのためにやはり外連味なく慶應を狙う、ということで良いのではないでしょうか。

幼稚舎受験から始まって、中学受験、高校受験、大学受験と進んでようやく大学で決めた、という場合もあるでしょうし、中学受験でうまくいったという場合もあるでしょう。ただ、失敗したからといって別に諦める必要はない。

実際に中学受験で残念だった子どもたちが、高校受験で入ることも多いのです。高校へ進んでしばらくして、普通部や中等部から塾高に行った子と高校から入った子がいっしょに遊びに来ることがあります。

で、見ているとなるほどなあ、と思うことがある。やはり高校から入った子の方がしっかりしているのです。中学受験で残念だった分、苦労は多くしているところはあるが、しかし、その分志を高く持って最後まで頑張り切った自信も身についているから、中学から入った子どもたちの方が幼く見えます。

なので、中学で決めきれなかったからといってもまだまだ先があることを考えてほしいと思います。それよりは、ぜひ慶應に、という気持ちをしっかりご家庭で持たれることが肝要かと思います。


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調査書の影響

慶應は3校とも調査書の提出を求められます。

多くの学校で調査書が廃止され、最近では通知表のコピーもとらない、という学校もありますが、慶應は出願の資料に入っており、また小学校に出す葉書も用意されています。

つまり調査書を書いたはいいが、しかし提出されていない、というような場合に備えて受領葉書まで出す念の入れ方なのです。

ではその調査書の内容がどの位影響するか、と言えば、湘南、中等部は二次試験において、ということになります。普通部は全員に二次試験を課す、というスタイルで2月1日に一気に入試を終らせてしまっていますが、その判断の中にも当然折り込まれている。

学力はテストの点数で計れるので、問題は学校内での行動や出席日数、活動などに視点が向きます。

とはいえ、あまり何かできる、ということでもないので、出席日数を確保し、学校での活動もしっかりやる、を守っていきましょう。

ちなみに調査書はそれぞれの学校でフォーマットが決まっており、校長公印を押した上で厳封となっていますから、学校の先生にその旨をしっかり伝えてお願いしてください。


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中等部の出題レベル

慶應中等部の出題は、偏差値で同じレベルの学校に比べればやさしいと感じられるでしょう。

入試日も3日なので、1日、2日で合格を取った子が挑戦する学校でもあろうかと思うのですが、問題がやさしいのと合格するのがやさしいのは、やはり違います。

問題がやさしいと感じられる分、当然のことながら合格点は上がります。まずは一次試験を通過しなければなりませんが、一次合格者は男子354名 女子も133名とほぼ2倍の水準になるので、その範囲にまずしっかりと入らなければならない。さらにここから面接と体育実技で半分に絞られるわけですから、やはり合格するのは大変なのです。

なので、しっかりとした準備を進めていかないといけません。

特に差が出ているのは、出願書類や面接に対する対応。何となく一次が終わればもう後は運任せ、みたいな感じになりやすいのですが、試験をするというのは、当然のことながら視点がしっかり決まっていることなので、その眼鏡に叶うやり方をしていかないといけません。

合格までの道のりは大変ですから、問題の印象ほど簡単ではないのです。


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普通部算数、問題番号に惑わされない

普通部の算数は平均して9題程度の出題になるわけですが、多くの子どもたちは1番からどんどん解いていくでしょう。

そして、たぶん若い番号はやさしいと思いやすい。

しかし、そういうことはない。

後ろの問題がやさしく、3番あたりが面倒、という場合もあり得るのです。

これはできる子どもたちがはまりやすい。どうしても3番ぐらいはできないと思いやすい。最初の方はできるはずだ、ぐらいに考えてしまう。満点を狙っていたりすると、こんなところで落とすわけにはいかない、と結構むだな時間を使ってしまったりする。

こういうところをフレキシブルに対応することが大事です。

最終的にできる問題を確実に得点できればいいのです。前の方を間違えたからと言って、トータルでそろばんが合えばよいのです。


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