月別アーカイブ: 2013年6月

気を回す必要はない

女子は2月1日に大学付属校を考えると、どうしても早稲田実業が浮かんできます。

実業は関東では女子が入れる唯一の早稲田の付属中学であり、小学校もあることから募集定員は少なくなかなかの難関であるが、しかし、早稲田を受けて、慶應を受ける、というのはどうも気が引ける、と言われる方があります。

早慶戦があるせいか、どうも気をまわしすぎてしまうところがあるかもしれない。

別に早稲田を受けたって何も問題はありません。

ただ、大変です。

1日が早稲田実業、2日が湘南、3日が中等部で4日が湘南の二次、となるとこれはなかなか厳しいラインナップかもしれません。

ただ、学校は何も問題にはしない。早稲田を受けでも慶應は気にしない。同様に慶應を受けても早稲田は気にしない。

もちろん男子も同じこと。

受けたいところを受ければ良いのであって、あまり気をまわしすぎないことです。

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旅人算とグラフ(1)
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夏休みに旅行に行く?

6年生の夏は天下分け目だから、遊んでいる暇はない、と思いがちかもしれませんが、しかし、お盆休みは塾がないところが多い。

それに、小学校の夏休みがすべて受験勉強というのも、子どもたちにとってはつまらないところ。

私は旅行も遊びも大いに考えるべきだと思います。

先日、夏休みの勉強の計画を立てるお話をしましたが、勉強するための計画であるのと同時に、遊びに出かけるための計画でもあるのです。

ここまでにこれが終われば、ここは遊んでいい。あるいは家族で旅行に行ける。ということが明確になるわけですから。

計画を作る際に、予備日を作ってください。

例えば塾のない日1日を最初から何も入れない。それまでの計画が無事進んでいれば、ここは完全休養日。

つまりは、遊びに出てもいいのです。しかし、もし予定が終わっていなければ? 当然、がんばるしかない。

これが結構子どもたちには利きます。ここで遊びに行けるかどうかは今の勉強にかかっているとすれば、そりゃあ、がんばるわけで、こういうご褒美も考えてみると、計画を作るのが多少楽しくなるでしょう。

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7月の模擬試験に向けて
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失敗するから成長する
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夏休みの過去問

慶應を複数校受験することになると、当然過去問の練習量も増えます。

例えば男子が3校受験して、過去10年分を1周するのには4科目×3校×10年分=120回の勉強時間が必要になります。

ただ、解けば良いということではないので、当然、復習にも直しにも時間がかかるから、それなりに時間を用意しておかなければなりません。

夏休みから過去問を勉強させる塾が増えましたが、慶應に関して言えばまず算数と国語をがんばってほしいと思います。

湘南と中等部については満点が300点で算数と国語が100点満点の傾斜配点なので、算数と国語の配点が多い。特に算数ができると合格しやすい面があるので、力をいれて勉強する。

ただ時間を計る必要はありません。多分、時間を計るとがっかりするだけ。夏休みはまだ力の付き始め、ですから時間をかけてじっくり解き上げてください。むしろ問題を研究するようなイメージでやるといいでしょう。

解法を理解していくことで、出題傾向がわかります。出題傾向がわかれば、対策も考え得るわけで、全部の教科を夏休みにやるよりは良い方法だと思います。

あまり細かいことを覚えていない段階で理社をやっても自信をなくすだけですから、算国は過去問、理科社会は暗記、が夏の勉強のイメージではないでしょうか。

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第89回 学校選びは親の想いが出て当たり前
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自分で読んで勉強する
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夏休みの計画

夏期講習の日程はもうほとんどの塾で発表されているでしょう。

一度、家でどのくらい勉強できるか、調べておいてください。実際には結構な拘束時間になっています。しかも、講習だけでは済まない。復習があり、宿題があるから、講習のある日は最低でも2時間はそれに時間を割かないといけない。となると、いったいどのくらい家で勉強できるのか。

しかも、過去問の宿題も出る塾があるでしょう。それ以外に、理科社会の暗記テキストを1巡させたり、漢字の問題集を1冊仕上げるなどなど。加えて小学校の自由研究もあるかもしれない。

そう、長いと思われる夏休みも実はすでにかなりの時間、もう何をするか決まっているのです。

ですから、それと本人の課題をどう両立させるかを考えないといけないのです。しかし、子どもたちの意識としてはやはり塾の課題を優先します。それは当たり前の話。だから、それで終わってしまう可能性だってあります。それはそれでもいい、と思っていないといけない。ただ、どうしてもやらなければいけないことが親としてあるのであれば、それなりに時間の工夫をしないといけないのです。

まずは日程表を作ってみることからスタートです。

実際、自分の勉強時間というのはどのくらいあるのか?そして、夏休みにぜひやりたいと思う勉強は一体何なのか?

そういう具体的な内容が明確になっていなくて、ただ「勉強しなさい」では子どもたちがかわいそうです。ただ、子どもたち自身がすべての勉強を切りまわせるわけではありません。本人たちにとっては初めての受験勉強なのだから、気が回らないところもたくさんあるし、さらに言えば親が見ていないとわからない欠点もたくさんある。

そのすべてを夏休みで解決しようと思ってはいけません。残された時間の中で何をやるのか、ぜひ子どもたちといっしょに考えたあげてください。

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英語圏以外からの帰国子女入試
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女子の慶應受験

前回、男子の話をしましたが、では女子はどうだろうか、と言えばもともと女子は2回しかチャンスはありません。

したがって最初から1日が空いている。だから女子は2校狙うべきだと思います。

ただ、1日については多少考えてもいいかもしれない。慶應を受験する女子は1日もなかなか難しい学校を受験する傾向があります。確かに、慶應がだめなら、そちらに行きたいという希望があるからでしょう。それはそれで良いと思います。

ただ、その場合、1日の午後入試をしっかり考えておくべきでしょう。あるいは1月校をしっかり確保する。

ここに行っても良いと思える学校を1校確保しておけば、あとは思いきり挑戦できるわけです。

私は常々1日はあまり無理をしない、というお話をしています。御三家でなくとも、それなりにしっかりしている学校は多いので、慶應を受験する以上はそこを確保した方が良いと思うのです。

それに、そういう学校は1日の夜には発表があるところが多い。

合格を確認して、湘南の一次に臨むのは決して悪い選択ではないでしょう。

ご家庭の判断がいろいろ分かれるところではあります。どうして難しい学校を受験したい、といえばそれはそれでかまわない。ただ、慶應の女子の定員はやはり少なく難関であることは間違いないので、1日に関しては譲歩しても良いのではないかと思います。

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お詫び
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6月20日更新の、「男子の慶應3校受験」が更新されておりませんでした。

ご迷惑をおかけして、申し訳ありません。

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音の問題
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志望校が決まりません!
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