月別アーカイブ: 2018年3月

情報はいろいろ出てくるが

先日、ある中学受験塾の前を通りかかったら、今年の合格実績が掲げてありました。地域的に考えると、慶應もあるのだろうと思って捜してみたが、見当たらない。

見当たらないというのは、合格した子がいなかったのかな、と思っていたのですが、後から聞いたら「受けさせない塾」なのだそうです。

慶應はわからないから、というのが理由だそうです。

もし慶應を受けたい、と言ったら、塾を変わらなければいけないのか、あるいは志望校を変えるように言われるのか、まあ、いずれにしても子どもたちの思いの通りにならないのは困るでしょう。

別に慶應もそう特別なことがあるわけではないのです。

ただ、妙にいろいろと情報が一人歩きしているところがあるわけで、それでせっかくの子どもの気持ちが折れてしまうのはもったいない。

ちゃんとやるべきことをやれば合格するものです。なので、ぜひ説明会にお越しください。今年の前期はこれが最終回の予定です。

4月13日慶應入試対策説明会のお知らせ


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2月2日以降の学校別特訓がない

4月13日慶應入試対策説明会のお知らせ

各塾の学校別特訓を見ていると、慶應普通部は良くでてくるが、湘南や中等部の学校別特訓というのはまずない。同様に、栄光や聖光のように2月2日の学校の学校別特訓もあまり見たことがない。

東京・神奈川の塾の場合、学校別特訓は2月1日校に限られることが多いのです。

もちろんすべての学校に対して学校別特訓を作ることはできません。しかし、2日校や3日校があっても悪くはないと思うのですが、多くの生徒はまず1日校を受験する。

そしてもし合格するとそれで受験が終了することになる可能性がある。つまり対策をしても合格する前に受けない、という選択が出てくる可能性があるのであれば、まずは1日校に絞った方が良い、ということなのです。

しかし、第一志望が普通部という子ばかりではない。男子でも湘南が第一志望という場合もあるだろうし、中等部志望の女子は御三家を受けるだろうが、しかし本当は中等部の対策をしっかりやりたいと思っているところはあるのです。

慶應に特化する塾を作ろうと思ったのは、そういう要望が以前から強かったからです。そこから現在の慶應進学特別になりました。

同じ慶應でも学校別の傾向は3校とも違います。したがって、それぞれの学校に合わせた学校別特訓が必要で、慶應進学特別は6年生の秋には「普通部特別」「湘南特別」「中等部特別」にさらに細分化されます。

いろいろな学校と対策がかぶるところはありますが、しかし、やはりそれぞれの学校に向けた対策を組んだ方が効率的で、オリジナル教材と学校別バインダーで6年の秋に一気に得点力をつけていきたいと思います。


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速さを意識しない

4月13日慶應入試対策説明会のお知らせ

慶應の算数は1問1問はそれほど難しくはないが、しかしある程度問題数はあるので、時間内に解き上げる、というのは多少厄介です。

したがって解くスピードをあげたい、と思われるかもしれませんが、それは意識しない方が良いと思います。子どもを急がせて、ろくなことはない、のです。

急いで解けば、問題文の条件は読み飛ばすし、計算間違いはしでかすし、得点としてはゆっくりやった方が伸びる。大事なのは、速く解くことではなく、正確に解くことなのです。

だから、今のうちから式や計算をきちんと書きながら、確認して解いていく練習をしてほしいと思うのです。しかし、この時期はそんな注意は右の耳から入ったら、左の耳からぬけてしまう。

相変わらず、どこに式を書いたか、計算がどこか、わからないというような答案になっているかもしれません。でもそうなっている理由は実は「急いでいるから」なのです。

つまり急いで解かなければ、式は書けるのです。急いで解くから、式を書くのが面倒になるだけ。ですから、組み分けや月例テストの点数は気になるだろうが、決して「急がせてはいけません。

例えば3割の問題に手を付けなくとも、正解率が100%なら70点はとれるのです。むしろそういう資質を持つ子、すなわち正解率が高い子が合格しやすい。急いでミスが多い子は、成績が伸びにくい。今のうちにしっかり練習しておきましょう。

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まず基礎をしっかり固める

4月13日慶應入試対策説明会のお知らせ

今年の算数の問題は、それぞれ例年通りの傾向でしたが、全般的に言えばやや、やさしい問題だっただろうと思います。

しかし、問題がやさしいから、入りやすい、ということには残念ながらなりません。元から御三家に比べれば基本を重視する問題が多いわけですが、当然、できる子どもたちが多くなり、平均点も高くなる。

そうなると、ちょっとした勘違いや思い違い、あるいはミスといったものが大きく響いてくることになるわけです。だからていねいに、確実に解く力が必要になる。

別に細かい知識が必要なわけでもないし、高度な理科の計算問題を解くわけでもありません。ただ、しっかりと問題文を読み、自分で考え、答えを導き出す、という基本がしっかりしていないといけない、ということが重要になる。

それはともすると退屈な訓練になるかもしれません。しかし、何よりそこが大事だと学校が考えている以上、その力をしっかりと培うことが大事なのです。

元より慶應諸学校は慶應義塾大学に進学することが決まっている学校ですから、特に大学受験の成績を競う必要はない。

むしろその後、しっかりとした学習や研究ができるようになっていればいいわけで、この問題はこう解くみたいな受験テクニックを多く持っていることを求めているわけではないのです。

そしてこれは説明会でもよく話されていることではありますが、それ以外の時間はやはり受験勉強以外のことに使ってもらいたい、と思っています。

スポーツでも芸術でも、あるいは観察でも実験でもいい。子どもたちの関心が広がり、興味を持てる分野が幅広くなることは別に中学に入る前でも十分にできることではあるのです。

最近普通部の問題で、男子厨房に入るべし、みたいな問題も出ることがありますが、そういう経験の幅広さ、みたいなものは受験勉強の他に考えておいた方が良いと思います。

春休みに入りますが、塾の講習ばかりでなく、家族で旅行に行ったり、歌舞伎を見に行ったり、というような日ごろできないことをぜひ経験してもらいたいと思います。

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決断を強いられる

4月13日慶應入試対策説明会のお知らせ

以前、慶應湘南の卒業式で、卒業生代表が「私たちは決断を強いられてきました。」と話していました。

「強いられてきた」というのは、今思うとなかなか良い言い回しです。湘南は自由な学校です。だから自由な学風の中でまさに彼らは「選ばなければならなかった」ところがたくさんあった。

そしてこれから先ももちろん、たくさんの選択があるわけで、そのためにとても良い経験を積んできたと言えるところはあるのです。

これは慶應の諸学校にみな、共通する感覚です。

ただし、学校は「決断しなくていい」とは言っていない。「決断しないのも自由だ」とも言っていない。

常に決断を強いている、ということなのです。決断を強いられる、ということは結局、決断をしなければならないわけで、それは前へ進まなければいけない、ということに他なりません。

若いころから、その習慣を得たということを生徒たちが「得難い経験」であったと思うのは、それが最も重要なことであったと感じているからでしょう。

大学受験がないから、ぬるま湯だと思われがちかもしれませんが、受験とは違う面での切磋琢磨はやはり脈々としたものがあるのです。

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