慶應の塾内にはいくつかの吹奏楽や管弦楽の部活動がありますが、この生徒たちは小学校からその楽器をやっていた子どもたちばかりではありません。
むしろ入学後に新たに始めた子どもたちが多いのですが、割と短期間で修得していく。やはり練習の大切さを知っているし、また練習すればできるようになることも知っているから努力できるのでしょう。
これはスポーツでも同じことで、小学校の時にやっていたスポーツがある子どもたちばかりではない。中学に入ってから初めてその競技をする子もいるでしょうが、それもまた練習を積み重ねてできるようになっていく。
慶應の部活を見ていると、練習がしっかりできているところが多い。「練習は不可能を可能にす」と言われた小泉信三先生の言葉をさらに発展させて、きわめて合理的に練習が進む。最近テレビで100m走の山縣選手の練習を見ましたが、極めて科学的にいろいろなことを分析した上で練習していることがわかります。
だから、というわけではないが、もっと受験勉強も考えた方が良い、と思うのです。ただ闇雲にたくさんの問題を解けば良い、などと考えてやるのではなく、各校何が出ているのか、どういう人材を採ろうとした試験なのか、そういうことをしっかり考えていけば、自ずと練習する方法も決まってくるでしょう。
練習の仕方をもっと考えていけば、さらに力をつけることはできるので、ぜひ工夫してもらいたいと思います。その経験は間違いなく、その後も生きてくるでしょうから。
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