完全オンライン化するというのは、やはりコロナ禍が理由と思われがちですが、しかし、慶應進学館はコロナ以前から完全オンライン化を目指していました。
以前教室を開いていた時は、その教室に通うためにまたとてつもないエネルギーを生徒がかけていたのです。
週1回の通塾にしても片道1時間かけてくる、というのは往復2時間のロスがある。
新幹線で通ってきた子どももいましたから、これは何とか方法を考えないと子どもたちの負担が減らない、と思っていました。
そこで最初に開発されたのが慶應進学オンラインで、慶應3校の入試問題の類題やテーマ別の学習ができるようにしていたのですが、まだすべてのカリキュラムを教え切れていない状態で、むしろ直前期の勉強に特化した内容でした。
しかし、フリーダムオンラインを開発することで、その問題は解決し、それまでの内容を慶應特別ゼミとしてシステム化できたので、完全オンライン化が実現したのです。
特にコロナ禍では、安心して勉強が進められましたし、特に直前期は感染のリスクを避けるという意味でオンラインはやはり効果があります。
慶應を目指す子どもたちは首都圏ばかりでなく、地方にも海外にもいます。
慶應志望の生徒のみなさんに、何とか効率よく学校別対策をしてもらう、ということが完全オンライン化の目標なので、これからもいろいろな授業を盛り込みながら指導を進めていきたいと思います。