月別アーカイブ: 2020年6月

絶対に間違えない練習をする

計算力は当然、あった方が良いでしょう。だからといって、例えば3桁×2桁の問題が暗算でずぐできる、というような計算力は全く必要はありません。

そろばん塾とか通うと、そういうことができるかもしれませんが、別に筆算ができれば十分なわけで、むしろ大事なのきちんとその場で確かめられる能力です。

よく計算練習というと、一気にたくさんの問題をやる傾向がありますが、そうなると後半になれば正解率が自然、下がります。面倒になってくるからです。

入試でも、出る計算問題はせいぜい2~3題。だから、その3題の集中して、その場でしっかり確認して正解を出せる力がつけば良いのです。

他にやらなければいけないことはたくさんあるわけだから、計算問題の数は減らして良いのです。

ただし、「絶対に間違えない」練習をしてください。

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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
勉強の工夫をいろいろしてみる


6年生の教室から
理科の学校別対策対策





面接の意味

慶應は3校とも本人の面接があります。

面接は他の学校ではどんどんなくなっているのですが、慶應は頑としてやめない。

なぜなのか?

本来どの子を入学させるのか、というのは学校が選抜するわけですが、大学受験校はやはり「できる子」を入学させたい、と思うでしょう。

それなりに力のある子を考えたい。

慶應はそこの視点が若干違うと思うのです。

つまり「慶應に来たい子を入れたい」と思っている。

もちろん成績が悪いということでは困るが、それも程度の問題。大学は慶應と決まっているわけだから、ちゃんとやるべきことをやれれば問題はないのです。

で、「慶應に来たいか?」は話を聞いていれば、何となくわかります。

例えば文化祭の話を聞いてもそうだし、「志望の理由は?」を重ねて聞いていくことで、突っ込みどころがたくさん出てくる。

そうなると、本当に来たいのか、はだんだんわかってきます。

で、その対策としていろいろ塾でも指導があるとは思うのですが、一番は「本当に慶應に行きたいと思ってもらうこと」なのです。

案外、そこができていない子どもが多い。模擬面接なんかをしていても、はっきり行きたいのかわからない子がいます。

この辺は入試前に慌ててやるのではなく、今からしっかり考えておいた方が良い。

どうして、慶應に行きたいのか?

これがはっきりしていると、面接はそれほど臆するものではありません。

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力のつりあいに関する問題


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6年生の教室から
全てを見通せる





傾斜配点

普通部は各教科100点満点の400点満点ですが、中等部と湘南は算数と国語が100点、理科社会が50点の300点満点、すなわち傾斜配点です。

で、傾斜配点というのは、やはり算数で決まる率が上がります。理科社会は結構問題数も多いのですが、よくよく考えてみると各問1点か2点。

しかし算数は1問5点以上はあるわけで、算数のミス1問を理社では5問できないと取り返せない。また中等部の理科社会はそんなに大きな差が開かないので、やはり算数で決まるところがある。これは湘南も同じです。

多くの塾は先生の配置の関係から、そこそこ理科も社会も授業があるわけですが、本当は算数は最低2倍の時間をかけないといけないものなのです。

しかも、湘南も5番6番が難しくなくなってくると、本当にミス1問が大きくなる。

したがってここからとにかく考えなければいけないのは「算数のミスを徹底的に減らす」ということなのです。

計算は絶対に合っている、ということになっていないといけないし、問題文の読み違いもやってはいけない。というのはわかっているのだが、それをやるのが子どものすること。

ですが、やはり無策ではいけないわけで、ここからとにかくていねいさを培っていくことが大事です。

たくさんの問題をこなすことばかりに目を向けてはいけません。たくさん解かなくてもいいから、とにかく正解率を上げる、ミスをしないということのために、具体的にどんなやり方をしていくか、工夫が必要なのです。

問題文に下線を引いたり、どこでもう一度問題を見直すか、など事細かな作戦を立てていくべきで、それはこの夏休みから練習していきましょう。

直前にやれば大丈夫、と思いがちですが、そんなことはありません。やはりこういうことは身につくまでに時間がかかるので、今から少しずつチェックのルーティンを入れていきましょう。

どういう形で、分からない問題を解決するのか、そろそろ考えておいた方が良いでしょう。

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朝から晩まではしんどそう


6年生の教室から
解いた過程を残す





過去問のわからないところを解決するために

過去問をやっていくと、どうやって解くのかわからない場合もあるでしょう。

過去問は解説の詳しい問題集を手に入れてやっていると思うのですが、それでもなぜこうなるのかがわからない、ということが出てくるでしょう。

またそれほど多くはないが、これでよいのか、という問題もあるでしょう。例えば普通部のスケッチの問題は、正誤の判断が難しいところがあるかもしれません。

その解決方法を明確にしておく必要があります。

塾の先生に質問に行くのも良いし、個別指導を考えておくのも良いかもしれない。やはりそれなりの先生に聞けるようにしておくのは大事です。

以前、ある塾から移ってきた子どもの転塾の理由が、質問でした。わからないところを持って行っても、先生が教えてくれないというのです。高校受験の塾が中学受験も見ている、というような話でしたが、まあ、そういうこともあるのかもしれませんが、やはりそれでは困ります。

どういう形で、分からない問題を解決するのか、そろそろ考えておいた方が良いでしょう。

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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
フェースシールドには気をつけて


6年生の教室から
過去問を始めると





湘南、通学範囲の目安

最初に湘南キャンパスに行くと、その広々とした環境を見て、「ここで過ごせるといいなあ」と思われる方が多いでしょう。敷地は広いし、施設は新しいから、なかなか魅力的ではあるので、見に行ってしまうと「ここがいい!」と言われてしまうので、湘南は見せるな、という塾の先生もおられるそうですが、しかし最寄駅からは遠いのです。

湘南台からはバスでおよそ20分。辻堂の駅からはもう少しかかるでしょう。

ということは湘南台まで1時間でもちょうど1時間半かかるということになる。

中学から入る、ということを考えれば6年間は通うところだから、やはり充分に通学の便を考えた方が良いだろうと思います。

特に中1あたりのときは、ただでさえ電車通学で疲れやすい。そこへもってきて長い時間電車に乗ることは、結構な負担になるので、学校生活が楽しくなくなってしまってもいけない。

やはり湘南台もしくは辻堂までは1時間で行ける、というのが良いのではないだろうかと思います。

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ペースが乱れる子


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