普通部が2月1日、湘南が2月2日と4日、中等部が2月3日と5日、という試験日程なので、男子は3校受験できる代わり、他の学校を受ける機会は非常に少なくなることになりました。
慶應だけ受けてしまうと、他校の入る余地があまりない。2月1日の午後は普通部の入試が午後まであるので、受けられる学校が絞られるし、2月2日の午後は湘南が遠いので、これも大変ではあります。
なので一般的に慶應3校受験はなるべく避けるように進学指導がされているでしょう。一般には神奈川の子は中等部をやめ、東京や千葉、埼玉の子は湘南をやめる、というのが流れではないでしょうか。特に湘南は今年から定員が50名減員されたので、それならば普通部と中等部で、というのが男子の一般的な考え方でしょう。
一方でそうなると、受験倍率は下がってきているわけで、そうなると合格するチャンスは増えるわけです。
だったら受けよう、というの悪い判断では実はないのです。3回も受けられるんなら、チャンスはあるだろうし、3回受けたから合格する、ということもあり得るでしょう。
男子の場合は、慶應高校も慶應志木高校もあるので、高校での受験枠は結構大きい。ならばダメだったら、高校でがんばってもいいのです。特に高校受験は3教科ですから、すでに英語で力がある子は、高校で合格するチャンスは十分にある。算数をがんばっていれば、中学2年ぐらいまでの数学はある程度はやったようなものになるからです。
なので、慶應3校受験は決して悪い選択肢ではありません。家族で考えて、本人の希望が強いのであれば良いのではないでしょうか。
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