ラグビーワールドカップで、日本代表が躍進しています。
それに触発されて世の中ちょとしたラグビーブーム。残念ながら現在の日本代表には慶應出身の選手はいませんが、しかし、慶應義塾大学も関東対抗戦の一角として活躍を続けています。
慶應義塾大学ラグビー部
慶應義塾ラグビー部のジャージは黒と黄色でタイガージャージと呼ばれており、ラグビー部のOB会は黒黄会という名称がついています。このジャージは幼稚舎に始まって普通部・中等部のラグビー部から高校、大学のラグビー部で使われています。したがって慶應でラグビーをやろうという子どもたちにとってはあこがれのジャージなのです。
で、このジャージを着るためには、当然慶應義塾に入っていなければならないわけですが、今回は推薦制度という観点から見てみようと思います。
中学受験では、慶應湘南で活動報告書にラグビーを記入する方法もあるわけですが、残念ながら慶應湘南にラグビー部がありません。したがって推薦制度を使えるのは高校受験から、ということになります。
慶應義塾高校、慶應義塾志木高校はそれぞれ男子校で、ラグビー部があります。そして両校には推薦制度があるわけですが、ラグビーの推薦枠があるわけではありません。現在発表されている慶應義塾高校の推薦入試の条件は以下の通りになります。
1. 2020年3月31日までに学校教育における9年間の課程を修了、または修了見込みの者
2. 2005年4月1日までに出生した者
3. 本校の過年度の入学試験において出願資格を有したことがない者
4. 国内の高等学校に在籍したことがない者
5. 本校が第一志望である者
6. 出願時において、1.を満たすために最後に在籍している学校の校長の推薦を受けた者
7. 6.の学校が日本の中学校もしくはこれに準ずる学校や中等教育学校である場合は、出願時において中学3年次の9教科の成績合計が5段階評価で38以上である者
8. 運動・文化芸術活動などにおいて、顕著な活動がある者
で問題は8がいろいろな分野でポイントとなるところで、競技としてはやはり野球が目立つところではあるものの、いろいろな競技での推薦合格が可能ではあるのです。
枠は40名ですが、一次試験の書類審査に合格すると後は面接と作文だけなので、それ相応の実力があれば目指すところは可能でしょう。当館でも現在そのお手伝いをしています。
ただ、いわゆるセレクションとしてはやはり大学からが多いのは間違いありません。いわゆる花園経験者が推薦で慶應義塾に入ってくることが可能です。ただ、大学のラグビー部の出身高校を見ると慶應義塾高校や志木高校卒も多くいますから、ただ花園経験者だけで構成されているわけではない。やはりそれなりに文武両道を進まないとこのジャージは着られない、ところではあるわけです。
これを目指している小学生も少なくないでしょう。
普通部、中等部にはラグビー部があるので、晴れて入学すればこのタイガージャージを手にすることができます。
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