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SFCが近くなる?

3月18日に東急新横浜線と相鉄新横浜線が開通します。

これまで湘南新宿ラインから、羽沢横浜国大を経由して西谷から相鉄に乗り入れる線は開通していましたが、いよいよ日吉→新綱島→新横浜→羽沢横浜国大→西谷とつながるので、これはSFCが近くなります。

以前、日吉から東武東上線から志木駅まで乗り換えなしで行けるようになって、これは便利だなと思っていましたが、志木から日吉を通って湘南台まで行けるようになり、しかも横浜を経由しないので結構時間が短縮されます。

東横線、目黒線沿線からは、湘南に行ける時間が短くなる。

湘南は遠いから、と敬遠していたみなさんが多かったとは思いますが、受験を検討しても良いのかもしれませんね。

慶應3校、どこに一番行きたいか?

同じ慶應ながら3校とも出題傾向は違います。

まず配点からして違いがある。

普通部は4教科100点満点の400点満点であるのに対して、中等部と湘南は算国100点、理社50点満点の300点満点。傾斜配点になっています。

したがって普通部はバランスが必要になり、中等部や湘南は算数で大きな差がつきやすい。

またその中等部と湘南でも問題構成はまったく違います。だからどこを第一志望にするかによって、対策の仕方はまったく違ってくるのです。

男子は3校受験できますが、しかし4日、5日を二次試験があり、また午後も1日は行きにくいですから、それなりに受験機会を確保するならば、どこかをやめるという選択もある。

女子は1日が空きますが、そもそも慶應の門戸は女子に対しては厳しいので、例えば御三家を受けたいということになると必然、いろいろな選択が出てくるでしょう。

少なくともそういうプランニングを早めに考えることで、対策はシンプルになってくるので、どこを第一志望とするのか、そろそろ絞り込んでいくと良いでしょう。

科目バランス

塾に通うと組み分けテストがあるし、各教科それぞれ先生が違うので、科目のバランスをついとりがちですが・・・。

しかし、今社会をがんばってもあまり意味がない。

というのは、また忘れてしまう。早くももう地理の復習に入った塾もあるでしょうが、しかし、今から覚えてもまだ半年以上も先の話。それまで本当に覚えてられるか?といえばそうではない。

しかも直前期に知識が入れば、点数がどんどん上がっていくところはあるので、それは組み分け対策ではなくて、入試対策としてやった方が良いのです。

それよりも今は算数と国語。特に算数が大事な時期です。

いったんはすべての範囲が終わっているところが多くなっているでしょうが、しっかり穴が空いている。

場合の数がだめ、速さがわからない、数の性質は言っている意味がわからない、などなど。

そういうことにひとつひとつ手をいれていき、できれば夏休み前に算数を一度完成に持って行ければ、秋の摸擬試験は本当に楽になります。そこでさらに知識の力が加われば偏差値はどんどん上がっていく。勢いがつけば多少足りなくても最後に合格ラインを突破することができる。

だから、今のうちは努めて算数をがんばることです。合格者平均点と不合格者平均が一番離れる科目だからこそ、そこを得点源にしていきましょう。