塾に通うと組み分けテストがあるし、各教科それぞれ先生が違うので、科目のバランスをついとりがちですが・・・。
しかし、今社会をがんばってもあまり意味がない。
というのは、また忘れてしまう。早くももう地理の復習に入った塾もあるでしょうが、しかし、今から覚えてもまだ半年以上も先の話。それまで本当に覚えてられるか?といえばそうではない。
しかも直前期に知識が入れば、点数がどんどん上がっていくところはあるので、それは組み分け対策ではなくて、入試対策としてやった方が良いのです。
それよりも今は算数と国語。特に算数が大事な時期です。
いったんはすべての範囲が終わっているところが多くなっているでしょうが、しっかり穴が空いている。
場合の数がだめ、速さがわからない、数の性質は言っている意味がわからない、などなど。
そういうことにひとつひとつ手をいれていき、できれば夏休み前に算数を一度完成に持って行ければ、秋の摸擬試験は本当に楽になります。そこでさらに知識の力が加われば偏差値はどんどん上がっていく。勢いがつけば多少足りなくても最後に合格ラインを突破することができる。
だから、今のうちは努めて算数をがんばることです。合格者平均点と不合格者平均が一番離れる科目だからこそ、そこを得点源にしていきましょう。