同じ慶應ながら3校とも出題傾向は違います。
まず配点からして違いがある。
普通部は4教科100点満点の400点満点であるのに対して、中等部と湘南は算国100点、理社50点満点の300点満点。傾斜配点になっています。
したがって普通部はバランスが必要になり、中等部や湘南は算数で大きな差がつきやすい。
またその中等部と湘南でも問題構成はまったく違います。だからどこを第一志望にするかによって、対策の仕方はまったく違ってくるのです。
男子は3校受験できますが、しかし4日、5日を二次試験があり、また午後も1日は行きにくいですから、それなりに受験機会を確保するならば、どこかをやめるという選択もある。
女子は1日が空きますが、そもそも慶應の門戸は女子に対しては厳しいので、例えば御三家を受けたいということになると必然、いろいろな選択が出てくるでしょう。
少なくともそういうプランニングを早めに考えることで、対策はシンプルになってくるので、どこを第一志望とするのか、そろそろ絞り込んでいくと良いでしょう。
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