中学受験」カテゴリーアーカイブ

試験の点数だけでは決まらない

普通部は日程の関係から、本来二次試験でやることを全員に課します。したがって、1日の拘束時間が非常に長いことになるわけですが、でもやはり4教科の合計点だけでは決めない。

もちろん4教科の合計点が大事であることは間違いありません。が、つねに説明では「出願書類の内容、4教科の試験、面接、体育実技を総合的に見て合否を決める」とされている。だから今までの塾の成績通りに合格するか、といえばそうでもないところがあるわけです。

例えば塾の偏差値では逆転しそうもないな、と思える子の合否が逆になることはあるわけです。だから、不透明感がある、という印象を持たれるかもしれませんが、もとよりそういう視点で入試を行っているのだから、そういうものとして対応していかないといけない。

即日に合格発表をする学校がこんなにある中で、湘南や中等部はさらに二次試験までやる。他の学校にはまったくないシステムです。今年中等部が面接を1日にしましたが、以前は湘南も中等部も2日かけていたわけで、学校もそのくらいエネルギーを使って見ている、ということなのです。

何が決め手になるか、ということでいえば、いろいろなことが決め手になる。逆に4教科の点数が良いというのは有利であるが、絶対ではない、ということなので、面接、出願書類等、万全の準備をしてください。

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第169回 受験票を保管する場所を決める
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集合20分前をめざして
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受験番号

慶應は3校とも郵送受付ですから、受験番号が何番になるかは受験票が届いてみないとわかりません。

何番であろうと受験に有利不利はありませんが、それぞれの学校の番号の付き方には特徴があります。

一番シンプルなのは普通部。これは男子校ですから、1番からふられていきます。

湘南は受験番号が男女共通。つまり、男子も女子も並びが同じになるのです。同じ教室に男子も女子もいる、という受験スタイルになります。ただし、一般の番号は1番から始まりますが、帰国の番号は4001から始まります。
帰国も男女は同じ教室で受験します。

湘南の場合、募集人員に男女差がないのでこのような受験番号の振り方になります。

これに対して中等部は男子の受験番号が1001から始まり、女子の番号は7001から始まります。

中等部の一次試験は三田キャンパスで行われますが、例年、男子が南校舎、女子が西校舎となり、男女は別の教室で入試が行われます。

中等部は男子と女子で募集人員が違うので、数を明確にするために男子と女子で分けて集計できるようになっています。

中等部で1054という番号が帰ってきて、「あら、随分遅かったわね」と思われる場合があるようですが、これは男子の54番ですから、十分早い番号だと言えるでしょう。

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電気と力の問題
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サボリぐせ
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元旦

あけましておめでとうございます。

今日は元旦です。1月1日は国民の祝日。みんなお休みになることが多いので、元旦が国民の祝日だとつい忘れてしまいがちです。

で、国民の祝日に関する問題がかつて中等部で出題されたことがありますので、やはり一通り見ておいた方が良いでしょう。

さてこの「国民の祝日に関する法律」には

元日 一月一日 年のはじめを祝う

と書いてあります。

一方、良く年賀状に書くことばに「元旦」があります。

元旦と元日は何が違うのか?

元という漢字は「もと」をさします。還元はもとにもどす。復元も同じでしょう。もとだから「はじめ」でもある。したがって元日ははじめの日、という意味です。法律はだから「元日」を使っているわけです。

一方旦は下に横線が入っています。この横線は地平線を表す。つまり地平線の上に日があるから、朝なのです。

朝といって、それが何時までの話か、ということは決まっていません。ただ元旦は本来はじめの朝、という意味だから元日とはちょっと違います。

ただ、今の用法としては元旦も元日と同じような意味になっているところがあるので、国語辞書でもそのような解説を書いているものがほとんどでしょう。

漢字にはそれぞれの字に意味があるので、たまにそういうことを考えながら熟語を見てみると、よくできているなあと感心することが多いものです。そうやって興味を持ちながら言葉を覚えていくと、暗記も少し楽になってくるかもしれませんね。

今年もよろしくお願いします。

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2015
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自分でできるようになる技術
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世界地理も出題される

本来、世界地理は中学校の範囲ではあるものの、中学入試で世界地理は良く出題されます。

もちろん細かな首都や山地、山脈の問題が出ているわけではなく、小学生として「日本と世界のつながり」を知っておいてもいい、と思われる範囲で出題する。

あるいは、日本史の中での外国との関係を考えたときに、その国が今どうなっているのか、は興味を持って良いだろう、ということで出題する。

で、慶應の場合はさらに加えて福沢諭吉の洋行が加わります。

過去問をやっていくとそういう問題が出ていることに気がつくでしょう。義塾創立の頃が良く出題されますが、これもまた頻出の内容なのでしっかりと勉強しておいた方が良いでしょう。

もうひとつ大事なのは地図。

案外、日本地図は使っても世界地図を使っていることはあまりないでしょう。

ですから、世界地図はしっかり見ておいた方が良いのです。やはり地図との関連で出題されていることは多いので、しっかり確認をしておいてください。

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平面図形の問題
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合格するためにあと何をするか、だけを考える
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きのとひつじ

2015年は羊年ですが、中等部でたまに十干十二支についての話が出ているので、この時期は一度十干十二支について復習をしておいた方が良いでしょう。

来年はきのとひつじ 乙羊になります。

十干十二支

十二支は子丑と始まる12種類の動物で表されるもので羊。

子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)ですから、十二支でいえば8番目。

乙は、十干でいえば2番目です。

したがって十干十二支で言えば32番目になる、ということになります。

乙は2、12、22、32、42、52
羊は8、20、32、44、56

ですから、32番目が一致するのです。

同じ乙羊は今から60年前ですから、1955年。いわゆる55年体制が始まった年、になります。

その前は1895年。これは日清戦争が終結して、下関条約が結ばれた年、ということになります。

日清戦争が出題されるかどうかは別として、乙羊は覚えておきましょう。

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合格する、というヨミを絶対視しない
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