試験の点数だけでは決まらない

普通部は日程の関係から、本来二次試験でやることを全員に課します。したがって、1日の拘束時間が非常に長いことになるわけですが、でもやはり4教科の合計点だけでは決めない。

もちろん4教科の合計点が大事であることは間違いありません。が、つねに説明では「出願書類の内容、4教科の試験、面接、体育実技を総合的に見て合否を決める」とされている。だから今までの塾の成績通りに合格するか、といえばそうでもないところがあるわけです。

例えば塾の偏差値では逆転しそうもないな、と思える子の合否が逆になることはあるわけです。だから、不透明感がある、という印象を持たれるかもしれませんが、もとよりそういう視点で入試を行っているのだから、そういうものとして対応していかないといけない。

即日に合格発表をする学校がこんなにある中で、湘南や中等部はさらに二次試験までやる。他の学校にはまったくないシステムです。今年中等部が面接を1日にしましたが、以前は湘南も中等部も2日かけていたわけで、学校もそのくらいエネルギーを使って見ている、ということなのです。

何が決め手になるか、ということでいえば、いろいろなことが決め手になる。逆に4教科の点数が良いというのは有利であるが、絶対ではない、ということなので、面接、出願書類等、万全の準備をしてください。

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慶應進学オンライン
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