労作展

9月21日(土)・22日(日)10時~16時半(入場は15時半まで) で、普通部の労作展が行われます。

普通部は文化祭ではなく、生徒たちがこの夏休みを中心に仕上げた作品や研究を披露することになっています。

ぜひ、ごらんになってみてください。

なかなかのレベルだと思います。

中1は一番華々しい。

まあ、これは一族郎党、気合が入っているから、ある意味、仕方がない。

そういう憑き物が取れて、中2、中3はなかなか渋いものが出てくる。これは本人が自分の志向を捉えて作ってくるので、案外、本格的になってくる部分があるものです。

普通部の説明会は9月21日(土)に行われますが、この日程以外にはありません。

時間は以下の通りです。

第1回9時半~  第2回10時~ 第3回10時半~ 第4回11時~
第5回11時半~ 第6回12時~ 第7回13時半~ 第8回14時~
第9回14時半~ 第10回15時~ 第11回15時半~

【会場】慶應義塾大学日吉キャンパス「独立館」
東横線・目黒線・横浜市営地下鉄グリーンライン日吉駅下車徒歩1分
・予約は不要。各回40分程度で、同じ内容です。

模擬試験や土日の特別授業が塾であるとは思いますが、しっかり時間を作って見に行ってください。
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だらだらをやめるには
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

追い込むのはあくまで自分
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国語に手を抜かない

算数、社会、理科、覚えることも多いし、過去問もあるから、つい、国語は後回しになりやすい時期です。

国語は詰めてやっても、あまり点数が上がらない。したがって、本当は定期的に継続して勉強していかなければいけないのだが、つい、おそろかになってしまう。

しかし、国語の勉強から離れてしまうと、実は力は落ちていきます。

最近の入試問題は、慶應も採録する文章が長くなりました。

したがって、書き抜きの問題などは探す部分が長い。勢い、ある程度練習していないと、みつかりにくくなってしまう。

記述はあまり多くない分、文章中から適語を見つけたり、選択肢が違う根拠を文章中から見つけなければならないわけですが、その力が鈍っていくものです。

たとえ、算数が忙しかろうと、理科・社会を覚えなければいけなかろうと、国語のペースを崩してはいけません。

読解の問題は週2回。しっかり問題を解いて、復習して、なぜ正答がそうなるのか、きっちり考える。ここまでやらないと力はつきません。

勉強していないと、力が鈍ることを忘れないようにしてください。

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第101回 試験期間中の子どもの力
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数字が示すのは今の力
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中等部の体育館

普通部の校舎が新築されることになり、また昨日お話した通り、湘南も南校舎が完成しました。では、中等部は?

平成23年に体育館が新築されています。中等部は女子高と同じく、三田にあるので、綱町グラウンドがあるものの、普通部や湘南に比べて校地に余裕はありません。

校地の壮大さでいうと志木高などはなかなか恵まれているが、しかし、三田にある以上仕方がない。そこで、狭い敷地でもいろいろなスポーツや経験ができるように作られたのが新体育館です。

体育館の他にプールや小・中の体育室、セミナールーム、和室などがあるので、いろいろなクラブで使われています。

都会の学校はどうしても大きなグラウンドがとれない分、縦に積み重ねた体育施設になりやすいですが、しかし、工夫すればまたいろいろな機会が得られるものだなあと思います。

フェンシングや馬術など他の中学にはなかなかないクラブ活動もあります。

各校とも敷地を最大限に活かしながら、日々いろいろな機会を子どもたちに与えているようです。

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オープンキャンパス
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マイペースな子
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学則定員

学校は、募集する定員が決まっています。

学校の施設や敷地を元に概ね設立当初に設定され、その定員が守られるようになっていて、慶應湘南の場合は高校で240名。
中学は160名ですから、合計すると160×3+240×3=480+720=1200名がその定員になっている、ということだと思います。

で、気になっていることがひとつあるのは、横浜初等部のこと。

今年から学校が始まりましたが、その定員は108名。この生徒が6年後に進むのは、慶應湘南藤沢中等部と決まっています。幼稚舎の場合は普通部、中等部、湘南のどれかを選ぶことができましたが、地域柄普通部か中等部に行く生徒がほとんど。女子はほぼ中等部でしょう。

で、そうすると湘南の中学生の募集は160名のうち108名が初等部からくるとなると、中学からの定員は42名しかなくなることになる、ということなのです。

最初、横浜の計画は小学校と中学校をつくり、高校で湘南に入れる、というような話だったと思うのですが、計画が変更されて初等部だけになったので、そうなると、5年後、湘南の枠は一気に減るということになります。

これは早稲田実業に前例があって、実業も小学校を作り、6年後に中学からの定員が一気に減少しました。

しかしながら・・・

実は湘南は2011年に校舎を建てているのです。南校舎と言われ、現在は5・6年生が入っているほか、大教室も用意されている。

とすれば、学則定員が増えて、初等部からの人数をいれても中学からの募集枠は減らさないことができる、という可能性もあります。

これは先にならないとわからない話ではあるのです。

もし定員が減るのなら、二次試験の日程を短縮する意味もわからないではないとも思えるし、ちょっと気になっているところです。

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中和の問題
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理科のシラバス
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慶應湘南、生徒の居住地域

慶應湘南のスクールガイドを昨年と今年を見比べてみました。

2014年は二次試験の日程が変わりますが、それ以外にはあまり大きな変化はないようです。

で、その他の資料のところで、生徒の居住地域が掲載されていました。

慶應湘南の生徒が一番多く住んでいるのは? 

これは去年も今年も世田谷区でした。やはり小田急線沿線は通学に便利、ということでしょうか。

次が地元藤沢市。この1位、2位は変わりません。世田谷区は去年も今年も101人以上。藤沢市が去年も今年も76人~100人。

その後が町田市、横浜市(戸塚区、港北区、港南区、都筑区、泉区)、そして川崎市麻生区と鎌倉市。ここが50人~75人になっています。

町田市は、去年のデータでは25人~49人でした。まあ、この分け方だと49人が50人になっても、ワンランクが上がることになるのですが、やはり近い地域が多いということでしょうか。

遠いところで目立つのは杉並区。15人~24人に入っていますが、これは去年も同じでした。

静岡県や逆に埼玉県から来ている子もいるようで、これはなかなか大変な通学時間だなあと思います。

昨年の平均通学時間は1時間20分。今年も1時間20分となっていました。中等部で若干遠い子が増えましたが、それ以外はあまり変わらない、という印象でした。

湘南の場合、湘南台と辻堂からバス便なので、なるべく近いに越したことはないわけですが、遠いところからも通ってきている、ということは変わらなかったようです。

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海外の私立校
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算数のシラバス
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願書

慶應湘南の今年度の募集要項がホームページに掲載されています。

願書は湘南と中等部については、すでに販売が始まっています。

普通部は労作展より販売されるようです。

湘南は来年度日程が変更されて、3日に一次発表、4日二次試験、5日二次発表になっています。

書類については、活動報告書の内容が若干変更されています。が、概ね例年通りのようです。また、活動報告書に記載した内容を証明する資料の提出も例年通り行われます。

中等部の書類はこれまでと変わっていません。したがって、保護者と志願者本人の作文が必要になります。

早めに求められて準備を始めていきましょう。

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立体を切断する問題
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いろいろな選択肢
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倍率とレベル

ここ数年、中学受験は受験者数が減少しています。

慶應各校も多少下げ止まりの傾向は見せているが、しかし、減少が止まったわけではありません。倍率が下がると、やはり合格者レベルは下がることになる。

これは、避けられないことです。したがって、各校とも募集活動に力を入れているが、慶應は例年とあまり変わらない。

普通部、中等部にいたっては、説明会が1回というのも、なんともさみしい話だと思います。

それでも集まる、と思っているととんでもないことになる。

受験生のレベルが下がるということは、学校の教育レベルが下がるということにつながりやすい。

受験生からすれば、受験者数は少ない方が良いに決まっているが、レベルが低くなるというのは、あまり歓迎すべきことではないのです。

多少なりとも慶應は募集に力をいれないといけないと思います。

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比の基本(2)
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50 %の合格はない
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比と割合の問題

2013年普通部の6番です。


ある車は、時速50kmで走るときはガソリン1リットルで20km進み、時速80kmで走るときは1リットルで15km進みます。

(1)この車が時速50kmで30分間進み、さらに時速80kmで15分間進むと、ガソリンを何リットル使いますか。

(2)この車に30リットルのガソリンを入れて、435km離れた目的地へ行きます。使うガソリンの量をなるべく少なくし、しかも6時間以内に着くように走ると、着いたときにガソリンは何リットル残っていますか。この事の速さは、時速50kmと80kmの2種類だけです。


(解説)

(2)はつるかめ算なのですが、範囲を絞りこんでいかなければなりません。

一番、節約するためには時速50kmで行けばいいわけですが、それでは6時間以内に到着しないので、6時間の場合どうするか、を考えれば良いことになります。

条件を読み飛ばさないように注意して解いていってください。

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芝生のグラウンド
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親の希望はちゃんと説明すればいい
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PISA型問題

先日、2013年の中等部のペーパークロマトグラフィーの実験問題をご紹介しました。

多くの受験生は、ペーパークロマトグラフィーを習ったわけではないでしょう。ただ、この手の問題は別に特段知識がいるわけではありません。実験の説明文を良く読めば、ほぼ解答にはたどり着く。情報を整理し、求められている結論を導けばいいわけです。

これがいわゆるPISA型と呼ばれる問題。

これから中学入試では結構増えてくるのではないかと思います。長年、中学入試ではいろいろな問題が出されてきましたが、あるところまでは練習してきた受験生ですから、知識もかなり覚えている。

となると、差をつけられるのは実はこういう問題だったりするわけで、出題側としても今後、PISA型問題を増やして行くことになるでしょう。

で、こういう問題で一番困るのは「習ってない!」と受験生があせってしまうこと。

習ってない問題が出ることは当然あるのです。

ただ、習っていない以上、問題文から考えればいいんだと、切り替えられれば特に問題はない。しかし、やはり入試会場は独特ですから、つい、そういう気持ちになりやすい。

実験問題で、知らないことが出てもあせらないように、良く話をしておく必要があるかもしれません。

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第99回 成績で一喜一憂してはいけない理由
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国語の読解演習は電話帳
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算数は不得意な範囲を作らない

普通部の算数の出題は10題前後、中等部の問題も7~8題程度で小問が多い。

つまり、出題数はそれぞれの学校である程度ボリューム感があります。一方で、試験時間は決まっているから、1問1問の難度はそう難しいわけではない。

しかし、そう簡単でもない。もちろん基本的な出題もありますが、全部が全部そうであるわけではありません。

で、これだけの出題数になると、出題範囲は比較的網羅されてくることになります。

四則計算、数の性質、割合、速さ、平面図形、立体図形、場合の数、規則性、と毎年、概ねすべて出ているという感じになるでしょう。

したがって、この範囲はだめ、というようなものを作らないことが大事です。

どの範囲もきちんと基礎力を磨く必要があります。難度は高くないわけだから、正確に解き上げる力が必要になる。

ボリュームがある分、しっかりと差がつくように作られている試験なので、テーマ的な穴はない方が良い。

ここは不得意だ、というテーマがあるのであれば、今のうちに手をうっておきましょう。

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説明会ラッシュ
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過去問をやりたがらない子
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