湘南藤沢中等部」カテゴリーアーカイブ

中学単独校と中高一貫校

普通部も、中等部も実は中学だけの単独校です。

したがって最上級生は中学3年生ということになる。その後、進む高校を再度選ぶことができます。

男子は、塾高、志木高、湘南、ニューヨーク学院、女子は湘南、女子高、ニューヨーク学院。

一方、湘南は唯一、中高が同じ校舎にあるので、高1、2、3と言わず 4年生、5年生、6年生といいます。

中高が同じキャンパスにいるから、上下の関係がさらに濃くなることは間違いなく、部活も中高では別々に活動しても、つながりは小さくありません。

中学3年生になってもまだ下っ端、という感覚はあるだろうが、しかし、それが中高一貫校のメリットでもある。

つまり先輩の姿を見るということが、いろいろな意味でプラスになるところはあるのです。

こういう風に勉強する、とか、こういう風に生活するみたいなことが間近に見えるとまねられる。何事もまねることから始まるところはあるわけで、そのお手本が目の前にあるのが湘南の良さでもあるのです。


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何ができるようになればいいのか


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
式の横にメモをつける


6年生の教室から
今は時間を計らない





A4 上下2段 8ページ

今年の慶應湘南の物語文は(水野瑠見)「十四歳日和」)でした。

A4の2段組のページにして8ページ分。小問は12問ですから、それほど多くはないものの、昨年も物語文は8ページありました。

試験時間は45分。言葉の問題と作文、長文読解2題という形がほぼ決まっているものの、2問目の読解はかなり長い。実際に読んでみて、どのくらいの時間がかかるか、がポイントだと思います。

これは今後も同じような出題傾向になると思われますから、どんどんそういう長い文章を読み取ることになれていかないといけない。

国語の過去問の勉強をはじめてみると、最初は間に合わないことがほとんどです。ただ、それを練習していくことによって課題が解決されていく。ですから、どんどん練習を始めていきましょう。


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比重に関する問題


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
生活のリズムを夜型にしない


6年生の教室から
理解してから進む





2020湘南結果

3月5日、慶應湘南が今年の結果を発表しました。

一般枠
募集定員 70名
志願者数 546名 男子 260名 女子286名
一次受験者数 469名
一次合格者数 186名
二次試験受験者数 169名
二次試験合格者数 90名
繰上げ合格者数 3名 
入学許可数 93名
入学予定者数 男子26名 女子43名 計69名

【2019年】
一般枠
募集定員 70名
志願者数 441名 男子 231名 女子210名
一次受験者数 394名
一次合格者数 186名
二次試験受験者数 165名
二次試験合格者数 82名
繰上げ合格者数 17名 
入学許可数 99名
入学予定者数 男子33名 女子43名 計76名

帰国枠
募集定員 30名
志願者数 185名 男子94名 女子91名
一次受験者数 153名
一次合格者数 81名
二次試験受験者数 80名
二次試験合格者数 44名
繰上げ合格者数 6名
入学許可数 50名
入学予定者数 男子22名 女子19名

【2019年】
帰国枠
募集定員 30名
志願者数 198名 男子110名 女子88名
一次受験者数 160名
一次合格者数 80名
二次試験受験者数 79名
二次試験合格者数 36名
繰上げ合格者数 6名
入学許可数 42名
入学予定者数 男子14名 女子20名

入学予定者数
男子48名 女子62名 合計110名
【参考2019年】
男子47名 女子63名 合計110名

また慶應義塾横浜初等部から103名、慶應義塾幼稚舎より3名が進学します。
【参考2019年】
慶應義塾横浜初等部から106名、慶應義塾幼稚舎より2名進学。


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パパママ塾のコツ


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
朝、走る子


5年生の教室から
いろいろなことに挑戦する





多様性

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湘南のスクールカラーはいくつかありますが、普通部や中等部にあまり見られないという意味では「多様性」があげられるてきました。

制度として帰国枠を持っているのは、湘南だけですし、また、これまで高校では全国枠を作り、首都圏以外の生徒を積極的に入学させてきました。それもこれも、子どもたちの多様性にこだわってきたからです。

いろいろなキャリアを持つ子どもたちが相互に影響を及ぼすことで、子どもたちがいろいろな刺激を受けてまたそれを自分の成長につなげていくことがひとつの根幹だったわけですが、昨年から横浜初等部の卒業生が100名進学することになり。今年もさらに増えることになる。

中学から入る子と横浜初等部の卒業生が1;1の割合になるので、当然ながら多様性の危機と言えるところではあるのです。

その面では今年の入試で活動報告書のフォーマットが変わったのは、ひとつの試みであったかもしれません。

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のんびりしてる、が当たり前


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
自信を培う


5年生の教室から
個別指導は高い?





塾だけにしない

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慶應湘南の活動報告書に書く内容は小学校4年生以降のことです。

ところが最近は、小学校4年から塾に行き始め、今まで続けてきた習い事やスポーツ活動などをやめてしまうケースが多い。実際に、4年生からの内容はほとんどない、というようなことになってしまう子が少なくありません。

もとより子どもたちの生活が受験勉強だけになってしまうことを決して良いと学校は思っていないから、こういうことになっているわけですが、やはり習い事やスポーツはなるべく続けた方が良いのです。

というのも、受験勉強はやはり出来不出来が突きつけられる。結果としてうまくいってないなあ、という時期もあるでしょう。しかし、自分にはまだこういうことができる、こういうスポーツもある、と思うと、そこから切り替えができる。しかもいろいろな経験ができる分、例えば練習についての工夫が自分の勉強に活きるということもあるのです。

活動報告書のためにやる、というのではなく、子どもたちの成長のために、なるべく習い事は続けてもらいたいと思います。まだまだ工夫の余地はあるはずですから。


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5年からでも十分


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
雑な勉強を克服する


5年生の教室から
締め切りの自由