普通部」カテゴリーアーカイブ

立体に関する問題

下の図のように,円柱Aから円柱Bをくり抜き,円柱Bと立体Cの2つに分けました。このとき,円柱Bと立体Cの体積の比は1:15となりました。

(1)円柱Aの底面と円柱Bの底面の半径の比を最も簡単な整数の比で求めなさい。
(2)円柱Bと立体Cの底面積の差と円柱Bと立体Cの側面積の差が等しいとき,円柱Bの底面の半径と高さの比を最も簡単な整数の比で求めなさい。ただし,底面積は1つの底面の面積とし,立体Cの側面積は外側と内側の両方の面積の和とします。

【解説と解答】

(1)体積比が1:15ですから、円柱Aと円柱Bの体積比は16:1になるので、高さが同じですから、半径の比は4:1です。
(答え)4:1
(2)円柱Bの半径を1cmとすると円柱Bの側面積は
1×2×3.14×高さ
立体Cの側面積は
1×2×3.14×高さ+4×2×3.14×高さ
したがって差は
4×2×3.14×高さとなり、それが(15-1)×3.14に等しいから、
高さは7/4となるので、半径:高さ=4:7
(答え)4:7

慶應普通部 学校説明会

慶應普通部の学校説明会は9月11日(土)9月12日(日)に行われます。

以下のホームページに詳細がありますが、普通部は来年度からWEB出願に切り替わる予定です。

したがって、9月1日からの関係書類の販売はなくなるものと思われます。ただし、中等部の例からすると、調査書等の書類は別途郵送が必要になる可能性があるので、手続きに関してはまた詳細をお知らせしたいと思います。

慶應普通部学校説明会

なお慶應湘南は帰国子女の説明会を受け付けていますが、こちらもWEB出願に切り替わる予定のようです。


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式を書く

普通部は算数の式を解答用紙に書くように指示されますが、中等部と湘南は答えだけを書くことになります。

したがって中等部と湘南の場合、式を書かなくても良いように思えますが、やはり余白にしっかり式を書いていくように練習してもらいます。

慶應の算数は、標準的な問題を数多く並べる形式で、平均して小問が20問用意されます。
したがってそのひとつひとつは概ね2分程度で解いていかないといけない。

で、ミスがでればそれだけ差をつけられることになるので、合格するためにはミスを徹底的に防がなければなりません。

そのために式を書く必要がある。

自分が今何をやっているか、何を出しているのかを確認し、問題文も良く読んで極力ミスを減らしていく解き方をマスターしてください。


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