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通学時間

慶應湘南の通学時間は他校に比べて長くなっていて、平均は1時間半。

もともと、湘南台や辻堂からのバス便なので、そこから学校まで下手をすると30分近くかかってしまいます。したがって、湘南台まで1時間で行けたとしても、通学時間が1時間半近くになる可能性は高い。

しかし、湘南は普通部、中等部同様に部活がなかなか活発で、インターハイに弓術部が出たり、男子高校テニス部が関東大会に出たり、ということで練習時間もそこそことられます。

せっかくあれだけのキャンパスと施設があるわけだから、それをやはり思う存分使ってほしいと思うし、部活も積極的に参加してほしい、となると、やはり通学時間は考えておかないといけない問題です。

基本的に入試では、遠いからといってそれだけで落ちるということは考えにくいが、しかし、やはり学校としてはなるべく近くから通ってほしいと思っているのは間違いないところ。

志望する場合は、この通学時間はぜひ考慮に入れてください。理想を言えば湘南台まで40分以内、というのが良いなと思うのですが。

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今の課題は何か
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福翁自伝を夏休みに読む

夏に課題図書がある学校もあるかもしれませんが、慶應を受験するなら、子どもたちにはぜひ夏休みに福翁自伝を読んでほしいと思うのです。

福澤諭吉が書いたものは「学問のすすめ」などいろいろありますが、ほとんど文語体なので小学生にはなかなか難しい。

しかし福翁自伝は口語体で書かれているし、江戸末期から明治中頃までの歴史も一緒に学ぶことができます。

全部精読できずとも、英学発心、始めてアメリカに渡るなどは以前、入試にも出たところなので、読んでおくと良いでしょう。

かばんの中に入れておいて、ちょくちょく目を通しておくのも良い方法です。幼稚舎や横浜初等部の入試だと親が読んでいろいろ書かなければいけないが、もう中学生になるのだから、本人が読んでおくと良いでしょう。また、入学後に読む機会が出てくるでしょうが。

こんな学校に入るんだ、という意識があると多少なりとも勉強の励みになるかもしれません。もちろん、お父さん、お母さんが読み直されてもいいかもしれません。

福翁自伝 (講談社学術文庫)

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電気に関する問題
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子どもの勉強時間は限られるから
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計算力は速さよりも正確さ

慶應は普通部も中等部も算数は問題の数が多い。それに計算問題も出ているので、計算力がしっかりしている必要があります。

では、計算力とは具体的に何なのか、と言えば「正確に答えが出せる力」です。もちろんスピードもある程度は必要だが、だからといってミスばかりでは仕方がない。

子どもたちはだんだん計算力がついてくると暗算を始めます。例えば2ケタ×2ケタぐらいのかけ算は簡単に暗算してしまう子もいる。

しかし、その暗算が正しいとは限らない。頭にぱっと思いついた数字が合っていると思ってしまう。ところが、どっこい答えを書くときに間違えてしまったりするのです。

つまり、計算力とは暗算で早く出せることが良いのではない。正確に出せることが第一義です。だから、子どもが計算している姿を良く観察してください。

観察していると、なぜ間違うのかわかります。

例えば、途中で答えがわかってきたから、もうたての計算の途中を書いていない。つまりすっ飛ばした。ところがすっ飛ばせば、もはやそれを確認するすべはありません。

よく子どもたちに「やった計算はその場で見直せ」と言います。しかしすっ飛ばせば、見直すものがないのだから、確認の仕様がない。

こういうことで、子どもたちはミスをし、そして大事な点数を失うのです。

計算練習をするときに、速さを考えるとぼろぼろになります。だから絶対に正確さを第一義にする。そして「確認する方法」をマスターしてください。この確認できる力が案外、後から役に立ちます。

入試のときだけやろうと思ってもうまくいかない。日頃の計算練習からしっかり確認しながら進んでください。

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数字に対する勘
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読み取る力

入試問題は当然、紙で出されます。そこには印刷された文章が並んでいて、それを読みながら、問題を解いていく。

そして、近年慶應ばかりでなく各校とも出される文章の量は長くなっています。これは国語に限らない。理科も社会も結構問題文が長い。かつ、多少なりとも複雑になってきているのです。

つまり長い文章をしっかり読み取る力がなければいけない。

しかし、今の子どもたちは情報を文章だけで与えられているわけではないのです。どういうことか。例えば塾では先生が授業で教える。

つまり耳から学んでいる。しかも最近の塾は予習をさせない。これは案外良くないことかもしれないと最近、思い始めています。

塾が予習をさせないのは、大きく2つの理由がある。

予習をさせると、家庭に負担がかかる。お父さん、お母さんが多少なりとも手伝わないといけない部分が出てきて、これが評判が悪い。(本当はそれだけ親子で勉強するわけだから効果はあるわけです。)

もうひとつは、予習の差が出るからちゃんと授業を聞かない子が出る。そういう子は教師にとってはあまりありがたくない。決められた授業内容に対して「あ、それ知ってる」と言い出される。だったら、何もさせない方が良い、と考えてしまう。(しかし、これもおかしい。本当は予習をしてもらって、子どもたちのレベルが一段階上がって活発な議論が生まれた方が授業は盛り上がるに決まっているのです。)

だから、今の子どもたちは自分で文章から新しいことを学ぶ経験が少ない。

これは結構まずいことではないかと、思っています。最近は、実験や観察などの結果などをデータとして見せて、その上で新しいことを学んで、そこから問題を解かせる、というような出題も増えています。つまり、自分の知らないことを問題文で教えてもらう。

その結果から自分の知っていることを使っていろいろ考える。ところが、最初に読み取れないと当然、うまくいかない。

最近、解説はやはり文章になっているべきだ、と思うのは、そうでないと勉強にならないからです。文章に書いてあることから、自分で考えて理解することができなければ、入試問題など解くことはできないのです。

これから過去問の練習に入る時期ですが、過去問こそ、詳しい解説のついたものを選んで、徹底的に読み解くことが大事です。

その練習を積み重ねることで、実は読み取る力もついてくるのですから。

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場合の数の問題
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女子の目標点

秋はいろいろな塾で模擬試験が行われます。自塾だけではなく、他塾の模擬試験にも参加してデータを出してみることは大事なことです。

ただ慶應の場合、女子はやはり男子に比べて合格ラインが高い。湘南と中等部しかないし、中等部の定員は少ないので、やはり目標点を高くしておかなければなりません。

4教科500点満点の試験で考えると、まずほしいところが370~380というところ。

これはなかなか大変だが、やはりそれだけ難しいのです。

さすがに400点を超えてくればまあ、間違いないだろうと言えるようになると思うのですが、370~380だとまだまだ五分五分という感じがします。

だからといって9月にそのラインを越えられなくてもあまり悲観してはいけない。最終的には来年の2月にそのレベルに達すればいいことで、まだ半年あるわけだから、その点数をめざしてがんばっていきましょう。

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志望校での具体的な夢
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