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勉強日誌をつける

慶應湘南では100字程度の作文が国語で課されます。(今年は量が増えて160字になっていましたが。)

テーマは本当にいろいろあるので、なかなか予想することは難しいが、やはり作文を書きなれておく必要があります。しかし、今の勉強のスケジュールで考えていくと、なかなか作文の時間をひねり出すのは難しい。

そこで勉強日誌をつけることをお勧めします。

勉強日誌とは、今日1日を振り返ってどんな勉強をしたか、どんなことに気を付けるべきか、などを自由に記録していく日誌です。

箇条書きにせず、ひとつの作文として書いていくと良いと思います。(もちろん、最初に箇条書き部分を作ってもかまいませんが。)

ここで大事なことは2点。

1つは1日の勉強を振り返ること。ただ、勉強すれば良い、ということではなく、いろいろな工夫を考えることが重要です。例えば、歴史の年号をどうやって暗記していこう、とか。次回の模擬試験に向けて、こんなことを注意してみよう、とか。実際に考えて日誌をつけていくと、勉強自体の効果が上がっていきますし、反省することもできます。

もうひとつの点は、文章を書くことに対する抵抗感をなくすこと。記述の問題でもそうですが、やはり文章を書くのが面倒だと思う子は少なくありません。だから記号式は答えるが記述式は空欄、という答案を良く見かけます。ただ、文章を書くことに抵抗感がなければ、記述の問題にも積極的に答えを書こうとする姿勢が生まれてくるので、得点力が上がります。かつ、湘南の作文の問題はいろいろと工夫がされているので、「おもしろい」と思えれば結構スラスラと書けるようになっていくのです。

何か特別にテーマを決めて対策を考えるよりも、勉強日誌をつけながら自然に作文力を上げていく方が良いでしょう。

後半は成績も頻繁に出てきますから、それで落ち込まないように、反省して、日誌を書いて、「ケリをつけて」、気持ちを切り替えてほしいと思います。

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9月の模擬試験に期待しない
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過去問の原作を読む
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学校別模擬試験

秋は普通部、湘南、中等部とそれぞれの入試傾向に合わせた学校別模擬試験がいくつかの塾で行われます。

これは受験しておいた方が良いでしょう。

過去問をやりながら入試傾向の勉強をしているものの、普通の模擬試験は各校の傾向に合わせているわけではないので、いわゆる「そっくり模試」は良い練習のチャンスです。

ただ、塾によっては、本当に傾向の研究をしたんだろうか?と思われるような試験が行われることがたまにあります。

これはデータを見ればよくわかるでしょう。

大事なのは平均点。もちろん、慶應各校とも細かな平均点は発表していませんが、それほど低くなることはあまりないので、300点満点で概ね160点~170点、400点満点で240~250点ぐらいにはなっていないと難度が今一つばらついていることになります。

受けている受験生によっても偏差値の出方はかなり変わってくるので、データを細密に検討するよりも、実際に傾向に合わせた試験の練習をする、という目的て受験してください。

この試験の偏差値がどうだったか、ということについてはあまり気にしなくてもいいのではないかと思います。

ただ、もちろん、試験の結果はしっかり復習して、ミスが出ないルーティンはしっかり実行できるように練習していきましょう。

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規則性に関する問題
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塾を増やすよりも
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もし旅行に行くならば

お盆休み中、旅行に出かけるご家庭もあるでしょう。

もし、できるならば、出かける先の地図を子どもたちに見せてあげてください。これから走る道路はどう通っているのか。乗っている電車はどこを通っているのか。

「そろそろ~が見えるころだ」

ぐらい言ってもらえるようになると、なかなか楽しい経験になるでしょう。

地図の問題は慶應は良く出るが、子どもたちの日常生活はそう動くわけではないので、地図を使う場面はあまりないでしょう。

せっかく普段と違うところに行くのであれば、そこがどういう場所なのか、地図で調べてみるといいと思うのです。

経度はどのくらい、緯度はどのくらい。西にずーっといくとどこに行けるのか?そんな話も車中でしてみると楽しくなるのではないでしょうか?

国土地理院の地図は、もちろん買い求めることもできますが、WEBでご覧になることもできます。

国土地理院地図閲覧サービストップページ

タブレットで接続ができれば、車内でも見ることができるので、上手に利用してください。

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週例テストと月例テスト
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国語の過去問の添削
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算数ができないと不利?

中学入試では算数が合否を決める、というとこは確かにあります。

理科や社会は子どもたちの知識が豊富になってくるにつれて、だんだん差が縮まってくる。例えば100点満点でできる子が80点だけれど、平均も65点ぐらいはあったりするので、あまり大きな差がつかない。しかし、算数は満点もありうるし、ミスをして相当悪い点数になることもある。差がつきやすい教科なのです。だから、算数ができないと不利、とはよく言われます。

それはその通りなんだけれども、しかし、それをカバーする科目が存在するのであれば、それはそれでもかまわないだろうと思うのです。

ある男の子は、算数ができないわけではないがミスが目立つ。しかも本人はもとより算数が得意と思っていない。しかし、文系の力はかなりあったのです。だから社会は細かいことも覚えていたし、国語の読解力もあった。国語の過去問はかなり高得点でした。だから中等部のような算国100点、理社50点の試験でも合格できました。つまりは、総合点がとれればいいわけで、算数が今一つであったとしても他の教科がそれなりにその失点をカバーできるのであれば、あせる必要はないのです。

もちろん算数が得意であることに越したことはない。しかし、算数をやらせると途端に能率が落ちる子は確かにいます。そういう場合はまずとにかく、社会でも国語でも理科でもいくところまで行ってしまう。つまり、ある程度完成させてしまう。そこである程度、算数の失点をカバーできるようにしておいて、あとは少しずつ算数に取り組む、という方法もあり得ます。

山を登る道はいくらでもあるので、その子の状況に合わせて、道筋を考えてあげてください。最後、総点が合格点を超えれば良いのですから。

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過去問をやったら、振り返ってノートにメモを。
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お盆休みは体を休めることも忘れずに
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親の準備

慶應は中等部と湘南は二次試験があるし、そこで親の面接もあります。

また出願書類をシンプル化する学校が多い中で、志望理由や自己紹介、活動報告書など用意する書類が多くなります。

9月冒頭に各校の出願書類が販売されますので、早めに買い求めて、内容を確認してください。

特に今年は湘南が二次試験の日程を短縮化したので、その内容も変わる可能性があります。

詳しい内容はまたわかり次第、記事にしたいと思いますが、いずれにしても親の準備が他校に比べれば必要な学校です。

例えば二次試験の親の面接日は決まっているので、その日は当然、空けておいてください、という話しでもあるのです。湘南の場合は、特に両親がそろわなくても構わないとこれまでいってきていますが、中等部の場合は「できる限りご両親でお越しください。」と言っているので、やはりそろって出かけられるのであれば、その方が良いわけです。

ということなので、そろそろ親の準備も始まります。子どもたちもがんばっているでしょうから、お父さん、お母さんの準備もしっかりと進めてください。

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第95回 深夜のスマホ
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