慶應の算数は、同じレベルの偏差値の学校に比べると1問1問の難度はそれほど高くはないでしょう。
しかし、一方で問題数はなかなかの問題になる。普通部で40分で9題程度。中等部は45分で同じく8題から9題。小問の数で考えると、20~25問。1問について言えば、2分前後で答えないといけない、ということになるから、これは忙しい。
で、そうなると急ぐわけですが、急ぐから問題を読み飛ばす。
明らかに出題者はここでミスを起こすだろう、という想定で問題を出しているところがあります。
まあ、あまりにやさしいと本当に差がつかなくなるから、当たり前といえば当たり前ですが。
だから、やさしいからといって入試がやさしくはならない。確実に高得点をとらないといけないからです。
偏差値の高い学校の合格点レベルはおよそ6割弱ですが、中等部や普通部ではそれでは届かない。
だからそれなりの練習が必要になるのです。
受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
次にできるか?
今日の田中貴.com
難度を絞る
6年生の教室から
方眼ノートを使う