月別アーカイブ: 2017年12月

しっかり狙う

慶應に入れたい、という考えがあるのであれば、やはり早くから狙うことが大事です。

まずは受験勉強を始めてみて、成績が伸びたら、というスタンスだとなかなかそのレベルまで行かないという場合も多いもの。やはり最初に入試のレベルを勘案して、ここまで行くのにはどうすればいいか、ということを逆算していくことが大事です。

ただし、それは早く始める、ということではない。

中学入試の準備は本来は2年で十分です。4年生は算数と国語の基本ができていればよく、しかもこの期間、受験勉強をしなくても大きな問題はない。むしろ他のならいごとやスポーツをやることも大事です。

で、4年生の2月から、実際に受験勉強を始めればよいと思います。ただし、最初から慶應を狙う。

まずは5年生で基本をしっかりする。慶應の問題は著しく難しい、というわけではない。まずはしっかりとした基礎学力をつくることが肝要です。そして6年生になったらそれぞれの学校の出題傾向に合わせて、応用力を磨けばよい。例えば普通部の生物に関する問題も、出ることはわかっているわけだから、早くから生物に関する関心を高めたほうが良いのです。

新5・6年生で慶應を狙いたい、と考えられているご家庭は、しっかりと狙ってください。

2018年慶應進学特別入会案内


今日の田中貴.com
ちょっと離れた塾に通う


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
一行問題のワナ


6年生の教室から
入試まで、あと少し、だから最後までがんばろう


gakkoubetsu


慶應進学オンライン


スポーツ用語に関する問題

2017年慶應湘南の問題です。(国語)


次のスポーツの試合をするエリアを何といいますか。( )内に指定した字数に従い、正確なカタカナで書きなさい。
(例) ハンマー投げ(5)  (答)フィールド
① テニス(3)
② フィギュアスケート(3)
③ 一万メートル走(4)
④ サッカー(3)
⑤ ボクシング(3)

スポーツに関する物語文の出題がたまにあります。
例えば野球の話だと、野球自体がわかっていない子にとっては文章そのものがわかりにくくなることはあるので、やはり知っておいた方がよいわけですが、こういう問題も出る。以前、中等部で外来語の意味が出たことがありましたが、やはり語彙が豊富であることに越したことはありません。
といって、今から何か用意するということでもありませんが、スポーツニュースも意外に役に立ったりするものです。
(答え)①コート ②リンク ③トラック ④ピッチ ⑤リング
サッカーのピッチは最近の用語かなあ、という気もしますが…。

2018年慶應進学特別入会案内


今日の田中貴.com
競争しないと勉強しない?


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
成長途中の子


5年生の教室から
パソコンで勉強する


gakkoubetsu


慶應進学オンライン


前日の宿泊

湘南の入試会場は本校ですから、結構遠い受験生も多いでしょう。

したがって前日に宿泊をした方が良い、という場合があるかもしれません。それはやはり非日常的ですから、子どもたちにとってはさらに緊張感が加わる場合もあります。

海外から一時帰国して受験する場合などは、家から行けない以上、仕方がないわけですが、多少なりとも家から行ける、ということであるならば当日は自宅から出発した方が良いかもしれません。

もちろん時間的に無理である場合も考えられるので一概に言えませんが、やはり子どもたちの心理状態から考えると前日の宿泊は気持ちが高ぶる。

子どもの性格にもよりますが、避けられるものなら避けたほうが無難だろうと思います。

2018年慶應進学特別入会案内


今日の田中貴.com
生物に関する問題


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
一文を短くする工夫


6年生の教室から
バランスの悪さを改善する


gakkoubetsu


慶應進学オンライン


都道府県の形

中学入試の場合は、範囲が概ね日本地理に限られるので、日本の地図はしっかり覚えておかないといけないわけですが、まずやるのは山地、山脈や平野、盆地、川の位置ということになるのでしょうが、最近出題が多いのは都道府県の地図です。

各都道府県の形をしっかり頭に入れておく必要があります。

例えば長野県はどんな形をしているのか。

長野県は内陸県ですから、8つの県に囲まれているわけですが、その県の形はどうなっていて、長野県とどうつながっているのか。

そういうことは、つい見逃してしまいがちです。

栃木県と群馬県の形を区別することができるのか。

海に面していると、海岸線の形で大方、見当はつくものですが、内陸県は海岸線がないので、結構間違いやすいもの。

ぜひ確認してください。

2018年慶應進学特別入会案内


今日の田中貴.com
第303回 準備をやり切る


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
とにかく問題をよく読む


6年生の教室から
出題者のつもりで解く


gakkoubetsu


慶應進学オンライン


歴史で一番出題される時代

これまでの歴史の出題の中で、最も頻度が高いのがやはり幕末から明治初頭、すなわち福沢諭吉が活躍した時代になります。

これはやはり慶應ならではの話でしょう。慶應義塾ができた年は1858年。明治維新は1868年ですから、この前後の問題はやはり出題が多いのです。

で、慶應を受験する以上、この辺の歴史にはやはり詳しくなっていてほしい。

これは歴史ばかりではなく、例えば地理でも言えること。

過去、諭吉の渡米先が問題になったこともあります。しかも過去に出たからもうしばらくはない、ということもない。

まずはその時代の話をもう一度しっかり復習しておくのは、大事な学校別対策と言えるでしょう。


今日の田中貴.com
読んでいただく、という気持ち


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
自信がついた子


6年生の教室から
一番最後はどこか?


gakkoubetsu


慶應進学オンライン