クリに関する問題

2015年普通部理科の問題です。


クリの木について、次の問いに答えなさい。

1. その食べ物が最もおいしい季節を句と言います。クリと旬が同じものはどれですか。次の(ア)~(オ)からすべて選び、記号で答えなさい。

  (ア)タケノコ (イ)サンマ (ウ)スイカ (エ)イチゴ (オ)サツマイモ

2.クリの葉はどれですか。次の(カ)~(コ)から1つ選び、記号で答えなさい。

3.クリの木に害をもたらす昆虫はどれですか。次の(サ)~(ソ)から1つ選び、記号で答えなさい。また、その昆虫はクリの木にどのような害をもたらしますか。

(サ)アブラゼミ (シ)シロスジカミキリ (ス)エンマコオロギ (セ)カブトムシ (ソ)ニホンミツバチ

4. クリのなかまはどれですか。次の(タ)~(ト)から1つ選び、記号で答えなさい。
(タ)クスノキ   (チ)クヌギ  (ツ)クルミ (テ)クロマツ  (ト)クワ

5. 次の文のAに入る言葉を答えなさい。

クリの木は、堅くて割れにくく(A)にくい材質なので、線路の枕木や建材として利用されていました。

6.クリの実はイガに包まれて落ちています。特別な道具を使わずに、クリの実を取り出す方法を答えなさい。


【解説と解答】
1 クリは秋が旬ですから、(イ)のサンマと(オ)のサツマイモが同じです。イチゴは間違いそうですが、旬は4月から5月です。
(答え)(イ)(オ)

2 クリの葉は(キ)です。
割と細長く、まわりにギザギザがあります。
(答え)(キ)

3 クリの害虫はシロスジカミキリです。幼虫から樹皮下に入り込み、木を食べます。トンネルができていくうちに木がもろくなります。
(答え)(シ) 木の内部がかじられて穴をあけられてしまう。

4 クリはブナ科で、クヌギがなかまです。
(答え)チ

5 枕木ですから、くさりにくいと考えられます。
(答え)くさり

6 特別な道具を使わないので、足のかかとでくりのいがを踏む、というのが一番でしょう。
(答え)靴のかかとで踏む

結構アウトドア派有利な問題だったでしょうか?

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第175回 ついていけてないと感じたときは
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2015年 慶應入試を振り返って(4)

今回は社会です。

普通部の大問は5問。
1問目は地理で、東海道新幹線にのって見える川や風景を考える問題。東海道新幹線に乗っていて、伊吹山や富士山はどちらの窓側に座っていると見えるか、という問題はなかなか異色でした。伊吹山は関ヶ原近くにある山で、京都に向かって右側にありますが、これは難しかっただろうと思います。
2問目は果物に関する問題。スーパーマーケットで果物はどう売られているか、は普通部らしい問題と言えるかもしれません。また濃縮還元はなぜ行われるかを説明する記述問題がありました。
3問目は歴史に関する問題。租税と戸籍をテーマにした問題でした。
4問目も歴史の問題。これは歴史的建造物に関する問題で、建物として有名ではあるものの、資料と照らし合わせて考えさせる良い問題だったと思います。
5問目は時事問題。情報化、少子高齢化、グローバル化、ガラパゴス化についての問題でした。

湘南は大問7問。
1問目は京都に関する問題。地理と歴史の両方の観点から出題されていました。
2問目は環境に関す問題。エネルギーや温暖化について統計を踏まえての出題でした。
3問目は歴史と地名に関する問題。
4問目も歴史。平安時代末期に関する問題。
5問目も歴史。明治の殖産興業に関する問題。
6問目は内閣に関する問題。
7問目は消費税に関する問題。

記述は1問目の4番。現在のくらしに合うように建物に手を加えるとき、歴史的景観を保存するためにどのような注意や工夫が必要かを説明させていました。
問題はそれぞれ方面を細かく分けて、大問1問の問題数はそれほど多くはなっていません。

中等部は大問6題。
1問目は地理で新幹線に関する問題。開通する北陸新幹線の話題も出てきました。
2問目は節句に関する問題。これはなかなか良い問題でした。日本の伝統的な習慣についての問いは子どもたちにはなかなか難しかったかもしれません。
3問目は歴史上の出来事について。地理の問題や2014年の時事問題もここで聞かれていました。
4問目は明治の殖産興業と高度経済成長期に関する問題。
5問目は古墳、遺跡に関する問題。
6問目は国会や憲法改正手続きに関する問題。
これも湘南と同じくテーマを細かくわけて、大問1問の問題数はあまり多くはありませんでした。

それぞれ、単に塾の社会のテキストを尋ねるだけでなく、小学生なりに今の社会どどうとらえ、どの位知っているかを尋ねようとする意欲を感じました。

やはり鉄道と地図は必須でしたし、地理、歴史を融合して尋ねようという問題も増えたように思いました。

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式を書く
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2015年の慶應入試を振り返って(3)

今回は理科です。

普通部は、大問4題。
1問目がクリの木に関する問題。クリの葉のスケッチを選んだり、クリのなかまを選ぶなど、やはり普通部の理科らしい問題であったと思います。
2問目は家にはいってくるもの、家から出て行くものという観点で電気や水などについての問い。配水管の汚れをとる水溶液、は普通部らしい家庭科問題でした。
3問目は人体の問題ながら、骨がとのくらいの力で折れるのか、ストローを使って実験して、その結果からの考察を答える問題でした。ここのところ出題が増えているPISA型の問題といっていいでしょう。
4問目は動物に関する問題。今回のテーマはイワシ、ナミテントウ、ライオン、ススメバチ。これも普通部らしい観点から出題されていて、現代の都会っ子にははなはだ難しい問題になっていたと思います。

湘南は、大問4題。
1問目は力に関する問題で、ばねに関する計算問題でした。それほど難しくはないと思います。
2問目は生物に関する問題。ほ乳類と生態系に関する問題ですが、45字の記述問題が出ていました。イワシを大量にとったとき、イワシの個体数が減る以外の変化について説明させる問題でした。
3問目は望遠鏡に関する問題。すばる望遠鏡についての問いの他、系外惑星に関する問題も出題されていました。
4問目は水素の燃焼に関する問題。問5のうち、3問が計算問題になりました。

4つを物理、生物、地学、化学ときれいにそろえて、かつ計算問題が比較的多かったので受験校に似た問題になったように思いますが、問2のような問題は湘南らしい出題だったと思います。

中等部は例年通り全てが記号でした。

1番が力のつりあいに関する問題。しかし、計算問題ではなく、いろいろな実験をしたときにどういう結果になるか、を考えさせるもの。なかなか工夫された良い問題だと思います。
2番は融解する、の溶けると液体に溶けるという点に分けて事象を考えさせる問題。
ある程度の知識が必要ながら、実際の資料を見て判断できることも多かったでしょう。
3番は雪と天気に関する問題。4番はアサガオ、ヘチマ、トウモロコシ、ヒマワリの花に関する問題。それぞれ花の形状や受粉についての問題でした。
5番は動物に関する問題。タイの骨格のスケッチはおもしろい問題でした。

全体としては例年通りの傾向と難度であったと思います。

3校とも大きく出題傾向が変わることはありませんでした。相変わらず、それぞれの出題傾向を踏襲しながら、工夫のある出題だったと思います。

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力のつりあいに関する問題
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2015年の慶應入試を振り返って(2)

普通部は長文が2題と感じの書き取りが10問。この形式は例年通り。
出題は1問目が東直子「とりつくしま」
問題数は14問。うち自分のことばで書く記述が3問ありましたが、どれも20字未満ですから、長い記述を書く問題はありません。
2問目は宮沢章夫「よくわからないねじ」
問題数は7問。うち自分のことばで書く記述は2問。これも20字未満でした。
全体としては例年通りの問題で、書き抜き、ことばの選び出し、選択問題の形式で、特に変化を感じることはありませんでした。

湘南は大問が4題。
1問目は同字の熟語を答える問題。
例えば
和食のA理B、ライオンのA教B でAとBに同じ漢字を入れて熟語にするという問題。
Aが調、Bが師で、調理師と調教師ということになるでしょう。

最初はややひっかかるかもしれませんが、すぐに慣れると見つかるでしょう。

2問目は長文読解。三上修「スズメの謎」
問題数は6問、2問ほど記述の問題がありました。

3問目は物語文の読解。奥田亜希子「左目に映る星」。採録された文章が長く。A4上下段で6ページ半。出題数は7問ですから、長い文章を読んだ割に問題はあっさりしているという印象でした。
記述問題はありませんでした。

4問目は作文。・
スポーツを2つあげ、その違いを3つの観点から百五十字以内で説明しなさい。
というもの。

対象を明確にする。例えばサッカーと野球。
3つの観点を明確にする。
世界大会、日本での歴史、プロチームと地域の関係

であとは明確に違いを説明できるか、ということで、単純に考えると3つの観点で1つが50字。それを2つのスポーツについて25字ずつ書く、というようなテーマだったと思います。
男子には割と書きやすいテーマだったかもしれません。

ということで、こちらも例年通りの出題傾向。

最後に中等部。
大問は6題。
最初が物語文の読解。出題は8題。すべて選択問題。登場人物の関係。心情の読み取り、文意の把握など例年と特に変わりません。
2問目が説明文の読解。出題は3題。これもすべて選択問題。接続詞や、文中から抜いた文章の位置を答えるなど、これも特に変わりません。
3問目は年賀追うの書き方。今年の干支が出ましたが、十干十二支ではありませんでした。
旧年中は(  A  )にあてはまることばを自分のことばで書く、というのが今年の自分で書く問題で、まあ、これはそれほど難しくはなかったでしょう。
4問目は慣用句に使う漢字。
5問目は名作中に使われた擬音語。能や狂言の演目の中からも出ていますが、まあ、この辺は勘を頼りに、というところかもしれません。
そして6問目が20題の漢字の書き取り。これも例年通りですが、物見遊山、今生の別れ、最前から雨、和気を帯びた、首尾が照応、などが難しかったと思います。
相変わらず、ことばや演劇関連のものも多く、多少なりとも苦労した国語ではなかったかと思います。

なので、3校とも特に傾向に変化はなく、従来通りの対策で良いだろうと思います。

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2015年の慶應入試を振り返って(1)

これから何回かに分けて、今年行われた慶應入試について振り返ってみたいと思います。

まずは算数から。

全体的な印象とすれば、3校が3校の出題傾向を明確に出した入試だったと言えると思います。

普通部は40分で概ね9題から10題。湘南は45分で6題。中等部は45分で8問程度になりますが、概ねそのくらいの内容でした。

一番基礎的な問題を出すのが中等部ですが、その代わり解答する数も一番多い。45分で小問22問程度を答えているので、1問について2分しかないことになります。

一方一番難しいのは湘南。特に4番、5番、6番は前半の問題とは大分難度が変わってきます。昨年は例年よりはやさしいかなという感じでしたが、今年は例年の難しさに戻ったようです。

その中間にあるのが普通部。問題としては多いものの、やはりそれなりに多少のひねりが入っている、という感じでした。今年はパズル的な問題もあり、また作図もあって普通部の特色がよく出ていたと思います。

ということで、3校が3校ともその特徴をしっかり出した入試だったと言えるでしょう。この傾向は例年あまり変わることがないので、来年も継続するだろうと思います。

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平面図形の問題
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