普通部の問題はすべて記述式です。
出題は8題で40分。ほぼ以下の分野がきれいに出題されます。
計算、速さ、規則性、数の性質、場合の数、平面図形、立体図形、比と割合
で、それぞれが基本問題よりは難しく、御三家のような応用問題ほどではない、というレベルになっています。やや灘の一次試験に似ているところがありますが、それよりも若干やさしいでしょう。
ですから、ただ基礎ができればいいということにはならない。が、御三家のような難しい応用問題は解けなくても大丈夫。ということなのです。
夏休みまではまず過去問を充分にやることが大事です。
過去の出題と同じような問題が出る、ということはありませんが、逆にレベル感は過去問から体得するのが一番効率が良い。
わからない問題があれば、徹底的に解説を読み直してしっかり理解してください。
複数回やって最後は満点に近づくことが必要です。
充分にやりこなせたら、他の学校の問題をやってもいいでしょう。
そのレベルの問題ということになると、女子学院や雙葉、フェリス、豊島岡のような女子の受験校の問題が似ているので、電話帳のような問題から練習してもいいでしょう。ただし、これは過去問が充分済んでから、の話です。