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普通部がtwitterを開始

夏の参院選からインターネットの選挙運動が可能になった、というニュースを聞いたばかりですが、慶應普通部もtwitterを始めたようです。

普通部のホームページをごらんになると、トップページに出てきています。

確かにこういう学校広報の方法は広がっていくでしょう。

そのお知らせによりますと、今年の普通部の説明会は9月21日(土)に行われることが決まったようです。

例年その時期は、労作展ですが、労作展の土日の土曜日に大学の独立館で行われています。まだ詳細はホームページに掲載されていませんが、そのうち詳細が出てくるでしょう。

湘南や中等部も見てみましたが、どうも始めたのはまだ普通部だけのようでした。

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留年

慶應は、どの学年でも留年があります。

1年間の成績や学習態度を見て、進級を決めることになるわけですが、単位が足りているつもりが、実際にふたを開けてみると必修単位が不足していたり、成績が振るわずに思わず、留年することがあるわけです。

留年は、早くからわかる場合もあるし、あるいは3月になって初めてそれを知ることもあるわけですが、いずれにしてもそうなると、ブルーな気分であるに違いない。

4月からは一年下の学年に編入されるわけだから、気持ちとしても振るわない。同級生が先輩になったりするから、これも気持ち的にはしんどい。

しかも、同じ学年には2年しかいれないので、次の年に上がらなければ放校になるので、プレッシャーもかかる。

と、そういう経験をした子どもたちが、塾内には案外いるものなのです。

ただ、失敗してしまったものは仕方がない。1年余分にかかった以上、それが自分にとってプラスになるように考えていかないといけないわけです。

例えば勉強について言えば、単位を取れるだけとってしまおう、と考えることもできるし、あるいは多少単位に余裕があるのであれば、他の勉強をしてみてもいいかもしれない。

外国語をちゃんとやろうとか、資格をとるための勉強をしてみようとか、違う習い事をしてみようとか。

もちろん次に落ちてはいけないわけだから、それなりにやらないといけないわけですが、それだけにとどまらず、もうひとつ何かプラスを考えればいい。

1年余分にかかった分、あれが良かったんだ、ぐらい言えるようにすると良いのです。

家族の冷たい視線に耐えて。
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この夏、ゴーヤを育てる

今年も節電の夏が続きます。

普通部、湘南で出題されたから、というわけではありませんが、緑のカーテンもひとつの方法でしょう。

「実際に作ってみましょうか?」
と言われて、ホームセンターに行ってみると、いろいろ道具がありますねえ。緑のカーテンに使う植物としては、ゴーヤやアサガオなどのつる性の植物がいいわけですが、やはりここはゴーヤにしようということで、買ってまいりました。

(ちょっとフラッシュがたかれてしまったようですが。)

ホームページで調べてみると、結構ゴーヤの栽培方法を掲載しているサイトは多いので、参考になります。

今週には何とか、準備を整えて、ゴーヤを育ててみたいと思います。無事、育ちますか? 

続報はまた後日。

ご家庭でも、やってみられてはどうでしょうか?

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新刊「子どもを慶應義塾諸学校に入れる」(田中貴)

練習は不可能を可能にす

小泉信三元塾長のことばです。

先日、昭和37年10月28日、慶應義塾体育会創立70周年での記念講演の資料をいただいて読んでみると、そこで先生はスポーツには3つの宝があると話されています。

第一は練習の体験
練習によって不可能を可能にするという体験、これをわれわれは体育会の生活によって得たと思います。 と話されている。

人類が不可能を可能にするためには、第一は発明発見がある。

「けれどもいま一つ不可能を可能にするものは何かといえば、練習であります。練習によってわれわれは不可能を可能にする。まあ早い話が水泳で、水泳を習わないものは水に落ちれば溺れて死ぬ、水泳を知っているものは浮かぶ。水に落ちればずぐに死ぬ動物と水に落ちても生きる動物とでは全然別種の生物だと言ってもいいくらいでありますが、練習によってわれわれはそれを成し遂げ得る。まだ子どもが水に落ちたのを見てそれを救うことができないか、あうりは水に飛び込んでそれを救い得るかということは、私は道徳的に見て非常な違いだと思いますけれども、この道徳的な非常な違いは練習によって得られる。
 スポーツはこの体験をわれわれにあたえるのであります。理屈でも説教でもない、ただ練習によってわれわれは不可能のことを可能になし得る。」

もとより勉強もひとつの練習ですが、しかしスポーツや習い事を経験する時、ここで練習をしなければ実は一番大事なことをしていない、ということになります。

ピアノも先生のところにいったときだけ、ではうまくはならない。やはり普段から弾いて練習するから、自分ができるようになることを経験できるのです。

この「自分ができなかったことをできるようになる」という経験は子どもたちにとって非常に大切なものです。できなかったことができるようになる、ということは本人の自信にもつながるし、また積極的にもなります。

習いごとやスポーツを受験勉強のためにやめる家庭が多くなっていますが、こういう視点が抜けているのではないでしょうか。別にプロになる必要はないが、しかし、「不可能を可能にする」経験はぜひ積んでもらいたいものだと思います。

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新刊「子どもを慶應義塾諸学校に入れる」(田中貴)

決断を強いる

最近、インターネットをはじめとして情報が簡単に手に入るようになりました。

したがって多くの情報に接しているうちに、何がなんだか、わからなくなる、ということがあるのではないだろうかと思うのです。

むしろ選択肢はこれしかありません、という方が選びやすい。しかし48種類も選択肢があったら、選びようがない。

実はこれからの社会はさらに選択肢が増えていくような気がしています。どこに住むか、も今までは日本、だったのが、もう世界中に散らばっているので、選択肢はいくらでもあるわけです。

ということで、選ぶ、決断するということが、これからの人たちは難しくなってきたように思うのです。

以前、慶應湘南の卒業式で、卒業生代表が

「私たちは決断を強いられてきました。」

と話していました。

私はある違和感をもって聞いていました。

「決断を強いられる?」

しかし、自由な学風の中でまさに彼らは「選ばなければならなかった」ところがたくさんあったのです。むしろ、これからもっと決断を強いられる、たくさんの選択肢の中から選ばなければいけないことがおこる。

そのために、

「私たちはとても良い経験を積んできた」

と話をしていました。

これは慶應の諸学校にみな、共通する感覚です。

ただし、学校は「決断しなくていい」とは言っていない。

「決断しないのも自由だ」とは言っていない。

常に決断を強いている、ということなのです。

決断を強いられる、ということは結局、決断をしなければならないわけで、それは前へ進まなければいけない、ということに他なりません。

若いころから、その習慣を得たということを生徒たちが「得難い経験」であった、というのはそれが彼らにとって自分たちが生きていく上で最も重要なことであったと感じているからでしょう。

「大学受験がないから、ぬるま湯でしょ?」

と大学付属校は思われるかもしれませんが、受験とは違う面での切磋琢磨はやはり脈々としたものがあるのです。

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