中学受験」カテゴリーアーカイブ

この夏の目標

別に大それたことでなくてもいいのです。

この夏、やはりこれだけは達成しようという目標はあった方が良い。

例えば、算数のこのテキストは全部やりあげるとか。毎日、朝6時に起きて、計算練習をするとか。

あるいは国語の漢字をここまで覚える、ということでもいいかもしれない。

たくさんの目標はなくていいのです。2つか3つくらいで充分だから、その代わりぜひとも達成してもらいたいのです。

そうするだけで、秋に向けての自信が違ってくる。

これはやった、これはできた、ということは、やはりその次の目標に対して意欲的に向かって行けるところがあります。

そういうことが積み重なって、だんだん力はついてくるわけで、その1つ1つを積み重ねる感覚がわかってくればいい、と思うのです。

これは6年生ばかりでなく、5年生も、4年生もみんなそう。

お父さん、お母さんにもあっていいかもしれません、ね。

==============================================================
今日の田中貴.com

面倒見の良い学校と面倒見の良い塾
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

ノートを見返す時間
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================

==============================================================


何が好きなの?

出願書類の中で、いろいろなことを書かなければいけないわけですが、その中でも「子どもはいったい何が好きか?」ということはしっかり認識できていた方が良いと思うのです。

ところが実際に子どもたちに聞いてみると、案外あいまいな返事をすることが多い。

面接の練習をしていて、何をしているときが一番楽しい?とか聞いてみても、明確な返事が返ってこないことが多い。

これはご両親もそうで、お母さんに「お子さんの好きな食べ物は何ですか?」という想定問答のところで止まってしまうこともありました。

結局、いろいろなことをがまんして、受験勉強をしているうちに、「何が好きか」ということは曖昧になってくるのかもしれません。

しかし、そうなると「じゃあ、入学したらどの部活に入る?」みたいな質問も正直なところを言えば、「わからない」ということになってしまいがちで、これはあまり良い状況とは言えない。

勉強が忙しいのはわかりますが、子どもが自分の好きなことをやる時間というのも大事にしてください。

==============================================================
今日の田中貴.com

第147回 目的と手段
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

暗記ノートを作る
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================

==============================================================


算数の難しい問題を解けるようになるには

算数の問題は基本的な問題と応用問題に分かれます。

基本問題は論理が1つ、ないし2つぐらいでできているもの。一行問題と呼ばれていることもありますが、まあ、ある程度みんなできる問題ともいえるでしょう。

それに対して応用問題は論理がかなりたくさん組み合わさっている。そこに作業が入って表を作ってみたり、グラフを書いたりしてみないといけない。場合の数なんか、結構書き出してみないとどう分類していいのかわからない、みたいなところもあります。

だから応用問題を解けるようになるには、応用問題を解かないといけない。

基本問題に戻ってはいけません。

ここを間違えることが多い。基本問題がいくらできるようになっても、応用問題はできないことが多いのは、その構造を分析する力が身についていないからです。

大人が解いても面倒だなあ、と思う問題はたくさんあります。まあ、容器の中に壁をたくさんつくって、そこに水を入れて、でも、その容器の壁の高さもいろいろで・・・。

そういうことを粘り強く考えていかないと、難しい問題は解けるようにはなりません。その分、時間もかかる。だからその時間をかけないといけない。

今はその時間をかけてよい時期です。捨て問にはせず、とにかく粘り強く考える。解説を見たら、絶対に理解して、もう一度自分で答えを出す。

その位のステップを踏んでいきましょう。

==============================================================
今日の田中貴.com

お決まり問題
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

やる気を出すには、自信をつけなきゃ
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================

==============================================================


一つの科目は90分を限度に

塾の授業というのは1コマがそんなに長くはない。50分とか1時間とか。せいぜい長くても90分という感じでしょうか。

しかし、家での勉強はそうならないことが多い。例えば算数の問題集を始めるとして、できないこともあって、いろいろやっているうちに2時間ぐらいたってしまうことがあるものです。

でもこの2時間を詳細に見ていくと、まったく思考が止まっている時間も結構あるものです。そんなに長いこと同じ問題を考えていられない。

同様に同じ科目を延々やり続けるやり方は決して効率は良くないのです。

だから、これをやったら、あれ、あれをやったらこれ、と目先を変えてあげた方が良い。

基本的に1つのコマは60分ぐらいにしてしまうのがよく、それで理科をやってみて、次に国語、と目先を変えると子どもたちの頭もリフレッシュして、勉強が続きます。

60分で解決できない課題があるとしても最長は90分。それ以上になるなら、分けた方が良いでしょう。

同じことを長々やっていると、堂々巡りになってしまうことが多いので、上手に切り替えてください。

==============================================================
今日の田中貴.com

平面図形の問題
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

無駄な勉強が増えていないか?
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================

==============================================================


生物に関心がないのは当たり前

普通部や中等部では、生物に関する問題が良く出題されます。

生物の問題は、例えば花弁がどうだ、樹皮がどうだ、という種に関わる問題と、共通した機能(たとえば道管とか師管)に関する問題とに分かれるわけですが、慶應の場合はやはり前者の出題が多いのです。

だから、その生物自身を知らないといけないことが多いわけですが、実際にあまり見ていないものに対して関心を持たせることが難しい。

それはその通りなのです。

それ故に入試で出題をする。出るとわかっているものは、それなりに対策をするし、見慣れていないようであれば見るようにするだろう、と思って出題する。

だから関心がないのなら、関心を持てばいいし、機会がないのなら機会を作ればいい。

そしてとにかく見慣れて、覚えることです。この花は何だ、この鳥は何だ。図鑑を見ないとわからないような問題は出ないのです。ちょっと気を付ければ見えるものが出題される。

それを事前にやってきてくれないと、入学した後大変だから、しっかり対策をしておきましょう。

==============================================================
今日の田中貴.com

記述は書きなれるうちに、書けるようになる
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

寝る時間を決める
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================

==============================================================