逆転する子(3)

普通部は4教科均等配点なので、科目バランスの良い子が合格しやすい。算数ができるのはもちろんだが、理科や社会もバランス良く得点したい。特に理科は生物に特徴のある出題が多いので、生物に対する知識が多い方が良いのです。

ところが、男子の場合、そういうバランスの良い子はなかなかいない。算数が得意だ、という子は、覚えるのが嫌いだし、覚えるのが好きな子は算数があまり得意ではない、ということになるので、なかなかまとまらない。

ただ、合格させるにあたっては、やはり算数が得意で、覚えるのが嫌いだ、という子の方が合格しやすいし、詰めもやりやすいのです。

が、逆のパターンも十分合格できる。

その子は社会が大好きでした。特に歴史は得意中の得意。勉強しなさい、と言われれば社会をやる。なので、夏休み前には相当社会はできあがっていました。(忘れちゃうのに…。)

で、夏休み前には「社会はできあがった」と宣言しました。(いや、本当はまだ覚えないといけないことがあったのですが…、)

「その力があったら、算数は十分にできる。やり方を覚えればいいんだから。」(本当は覚えるだけでは、ダメなのですが…。)

覚えることが得意な子に、考えろ、と言ってもやる気にはなりません。が、覚えることが得意な子には覚えることを優先させると、少しずつ興味が出てくる。

実際に普通部の問題レベルで言えば、パターンで処理することもできるので、だんだん算数ができるようになってくると、本人もまんざらではない。

「僕、算数できるかも」とか言い出しました。(ヨシヨシ)

で、元々社会や理科の知識は多い子だから、算数ができれば間違いない。最後、見事に合格していきました。

普通部、中等部、湘南と同じ慶應ではあるものの、入試傾向は3校とも違います。したがって、それに合わせた対策は必要であり、かつ、子どもの現状に合わせたやり方を考えていかないといけない。残り半年ですから、具体的な方法を考えていきましょう。

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