慶應の3つの中学について、まず必要なのはていねいさです。
算数に関して言えば、それほど難しいという問題が出るわけではありません。
湘南の5番、6番は確かに難しいが、それでも男子御三家のレベルではありません。しかも湘南は4番まではそれほど難しいわけではない。
したがって、どれだけ確実にミスなく解き上げるか?ということが問題になる。
今年の普通部のなかなか良い問題でした。全体で8題。試験時間40分。1問でいえば5分です。
御三家は平均12分から15分かかるところで考えてみれば、3分の1程度。したがって、ひとつひとつがそれほど難しいわけではないが、8題を40分という試験時間の中でそつなく、合格点まで届かせるためにはやはりていねいさが不可欠なのです。
しかも普通部は、解く過程を解答用紙に残します。ぐちゃぐちゃと書いているのであれば当然ミスも多くなるでしょう。部分点があるのかどうかはわかりませんが、ミスを減らすという点でもこの解答用紙をうまく利用すると良いのです。
日ごろから式や計算をていねいに書く、そして検算することで、確実性を身に着けていくことが合格につながります。試験の日だけやろうと思わず、普段からていねいに解いていきましょう。
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