社会は知識を覚えなければいけない科目です。しかし、地理にしても歴史にしても知識と呼ばれるものはたくさんある。入学試験もテストである以上その知識を覚えているかを試す部分 はあるわけですが、だからと言って小学生に対して重箱の隅をつつくような問題を出しても仕方がない。
やはり我が校に入学する生徒にはこのくらいは知っていてほしいという観点でまず内容を絞ります。それには2つの基準があって、一つは小学校の教科書に乗っているものは当然知っていてほしいというのがあります。もう一つの基準は塾のテキストに載っているレベル。これはおおむね中学校の教科書にそう部分ではあるが、せっかく塾で勉強したわけだから、そこからも試そうとという基準があります。
しかし、一方で別に大学入試があるわけではないので、あまり細かいことを聞くよりは、小学生なりに社会のことを考える姿勢を持っていてほしい。考察力や、日々の生活で気づいていてほしいことはあるわけで、そういうことを尋ねたいという意図も厳然とあるのです。
そうやって3つの視点で過去の入試問題を見てみると、なるほどと思うことはたくさんあります。
普通部の入試で、ものの値段の問題が出たり、中等部で配膳の形が出たりするのも、同じ視点なのです。
こんな問題、塾でやったことない、ではいけない。問題を初めて見たところから、それをどうやって解くか、真剣に考えていく必要があるのです。
そういえばスーパーではこうだった、とか、そういう経験が物を言うところではあるので、とにかく何らかのヒントを思い出して、解いていってもらいたいと思います。
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