兄弟姉妹が慶應だと有利か?

慶應の保護者会に出てみると、「兄弟が同じ学校にいる」という子が少なくありません。特に湘南は1年生から6年生まで同じキャンパスにいるから、兄弟姉妹の認識がはっきりする可能性は高い。中等部や普通部は中学校だけだから、同じところにはいないでしょうが、でも塾高、女子高などに範囲を広げてみると、兄弟姉妹とも慶應というケースは少なくはないでしょう。

これは確かにその通りという面があるでしょう。慶應はどの学校も面接がありますが、最終的に本当に慶應にくるか、という判断は合否にはある程度関与してきます。そのとき、兄弟姉妹がいれば、そろってくる可能性は高いだろう、ということになる。

じゃあ、一次さえ通れば、大丈夫か?と言われると、当然そんなことはない。兄弟姉妹が慶應でも落ちている子もたくさんいます。じゃあ、なぜ多いと感じるのだろうか。

やはり慶應を受ける家族というのは基本的に子どもを慶應に入れたいという気持ちが強いからでしょう。つまり慶應を受ける受験生の中で慶應に兄弟姉妹が行っている比率が高いから、そうなる。

だから、まあ、当然といえば当然のことなわけなので、これは絶対的な要素では当然ありません。だから兄弟姉妹が違う学校だったからといって(例えば早稲田であったとしても)何の心配もありません。

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第237回 子どもだけの食事
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