長い問題文に注意する

近年、理科、社会で実験の資料や統計の資料などを含む長い問題文が出題されるようになりました。

どちらかといえば、慶應の問題はシンプルであることが多かったのですが、最近はそういう問題も出てきています。

で、こんな実験はやったことがない、とか、こういうことは今まで読んだことも聞いたこともない、という場合があるかもしれません。

しかし、そういう問題であれば、みんなほぼ同じ条件。つまりだれも実験をやったことがないし、そんな資料を読んだこともない、ということなのです。

だからしっかり資料を読めばいいのです。

そういう問題の場合、答えは本文の中にある、といっても過言ではない。しっかりデータを読み取るだけで答えが出ることも多い。

もちろん考えつかない答えを求められることもあるかもしれませんが、それは正解率が高いわけではないから、できなくてもそう合否に響くものではない。

ただ、問題文を読んで答えがすぐでる問題を落としてしまうと、これは影響が大きい。

したがって長文かもしれないが、ていねいに読んでいってください。

決して急いではいけない。急いで端折ると、大事な答えの部分を読み飛ばす可能性がありますから気をつけてください。