夏休みの過去問

慶應を複数校受験することになると、当然過去問の練習量も増えます。

例えば男子が3校受験して、過去10年分を1周するのには4科目×3校×10年分=120回の勉強時間が必要になります。

ただ、解けば良いということではないので、当然、復習にも直しにも時間がかかるから、それなりに時間を用意しておかなければなりません。

夏休みから過去問を勉強させる塾が増えましたが、慶應に関して言えばまず算数と国語をがんばってほしいと思います。

湘南と中等部については満点が300点で算数と国語が100点満点の傾斜配点なので、算数と国語の配点が多い。特に算数ができると合格しやすい面があるので、力をいれて勉強する。

ただ時間を計る必要はありません。多分、時間を計るとがっかりするだけ。夏休みはまだ力の付き始め、ですから時間をかけてじっくり解き上げてください。むしろ問題を研究するようなイメージでやるといいでしょう。

解法を理解していくことで、出題傾向がわかります。出題傾向がわかれば、対策も考え得るわけで、全部の教科を夏休みにやるよりは良い方法だと思います。

あまり細かいことを覚えていない段階で理社をやっても自信をなくすだけですから、算国は過去問、理科社会は暗記、が夏の勉強のイメージではないでしょうか。

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