夏休みの過去問

慶應を複数校受験することになると、当然過去問の練習量も増えます。

例えば男子が3校受験して、過去10年分を1周するのには4科目×3校×10年分=120回の勉強時間が必要になります。

ただ、解けば良いということではないので、当然、復習にも直しにも時間がかかるから、それなりに時間を用意しておかなければなりません。

夏休みから過去問を勉強させる塾が増えましたが、慶應に関して言えばまず算数と国語をがんばってほしいと思います。

湘南と中等部については満点が300点で算数と国語が100点満点の傾斜配点なので、算数と国語の配点が多い。特に算数ができると合格しやすい面があるので、力をいれて勉強する。

ただ時間を計る必要はありません。多分、時間を計るとがっかりするだけ。夏休みはまだ力の付き始め、ですから時間をかけてじっくり解き上げてください。むしろ問題を研究するようなイメージでやるといいでしょう。

解法を理解していくことで、出題傾向がわかります。出題傾向がわかれば、対策も考え得るわけで、全部の教科を夏休みにやるよりは良い方法だと思います。

あまり細かいことを覚えていない段階で理社をやっても自信をなくすだけですから、算国は過去問、理科社会は暗記、が夏の勉強のイメージではないでしょうか。

=============================================================
今日の田中貴.com

第89回 学校選びは親の想いが出て当たり前
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

自分で読んで勉強する
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================


社会の時事問題

毎年、時事問題はいろいろな形で出題されます。今年の湘南のIIS、中等部のオリンピック候補地、普通部の地震と地図などもそれにあたるでしょう。テーマはいろいろありますが、やはり視点は小学生が関心を持ってほしい、と思えるテーマということです。
例年、秋に時事問題集が出て、知識を整理したり問題演習に使ったりしますが、やはり普段からニュースを見たり、新聞を読んだりということを習慣にしていくことが大切でしょう。

以下は2012年の湘南の問題。


次の文を読み、問いに答えなさい。
 近年、ヒト・モノ・カネなどの移動を自由にすることによって、国どうしの結びつきを強めていこうとする動きが(ア)北アメリカ、ヨーロッパ、アジアなどで高まっており、(イ)ヨーロッパの一部では通貨統合も果たしました。

 また、( ウ )を撤廃することによって自由に貿易を行う地域ごとの取り組みも活発化しています。2006年には太平洋を取り巻く国々の間で( エ )という協定を成立させる話し合いが始まり、アメリカ合衆国を中心とする各国から日本も参加を呼びかけられましたが、(オ)国内では賛否さまざまな意見が存在しています。

問1 下線(ア)について、北アメリカ地域における経済的な結びつきを強めるとりきめの略称として正しいものを選び、番号で答えなさい。
   1 NAFTA    2 EU    3 APEC   4 ASEAN

問2 下線(イ)について、下の1~4のうち、共通の通貨が使われていない国を選び、番号で答えなさい。

 1ドイツ   2 スペイン   3 ギリシャ   4 イギリス

問3 空欄(ウ)にあてはまる語句を漢字2字で答えなさい。

問4 空欄(エ)に最も適するものを選び、番号で答えなさい。

  1 IMF    2 TPP    3 EPA    4 WTO

問5 下線(オ)について、参加に反対する立場からの意見として適当でないものを選び、番号で答えなさい。

  1 食の安全が守られなくなる。
  2 国内の食料自給率が下がる。
  3 外国製の工業製品の値段が上がる。
  4 日本人の失業率が高くなる。


問1がある意味一番難しいかもしれません。
北アメリカと限定しているので、これは1のNAFTA(北米自由貿易協定)でアメリカ、カナダ、メキシコが参加しています。

問2はユーロに参加していないので4のイギリス。

問3は関税 

問4は2のTPP 

問5は反対する立場で「適当でない」ものですから3でしょう。

年末ぎりぎりになってから、というのではなく、今のうちから少しずつ年鑑なども読んでいくと良いかもしれません。

=============================================================
今日の田中貴.com

第81回 スパイラル式カリキュラム
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

復習のレベル
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================


4年生・5年生・6年生

普通部も、中等部も実は中学だけの単独校です。

一貫校ではあるのですが、中学卒業後、進む高校を再度選ぶことができます。

男子は、塾高、志木高、湘南、ニューヨーク学院、女子は湘南、女子高、ニューヨーク学院。

したがってまた高1から新しい学校で生活が始まるわけですが、湘南は唯一、中高が同じ校舎にあるので、高1、2、3と言わない。

4年生、5年生、6年生といいます。

中高一貫校では、この呼称を使う学校もありますが、慶應では湘南だけです。中高が同じキャンパスにいるから、上下の関係がさらに濃くなることは間違いなく、部活も中高では別々に活動しても、何となくつながりが出てくるのでしょう。

その雰囲気がやはり女の子には人気があるのかもしれません。

中等部と湘南両方合格して、共に同じぐらいの通学時間だとすると、女の子は比較的湘南を選ぶケースが多いように思うのです。

先輩たちの姿をはっきり見られるから、というのは案外大きな要因になっているのかなと思うのですが。

=============================================================
今日の田中貴.com

物語文の題材
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

父親の役割
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================


早めに過去問との相性を試す

慶應進学オンライン

慶應といっても3校の入試傾向はそれぞれ違います。したがって、どこに相性がいいのか、というのはやはり子どもによってそれぞれです。ですから。実際にまだ解ききれない面はあるとは思いますが、それでも過去問を見ておくことは大事です。

今はまだ塾のカリキュラムが続いているし、志望校の問題をやるチャンスはなかなかないでしょう。しかし、やはり何が出るのかということを知って勉強する方が、力の入れどころがはっきりします。

例えば算数について、普通部や中等部は比較的問題数が多い学校です。だからといって、一問一問はそれなりに多少のひねりがあるので、やはりミスが出やすい。ある程度スピーディーに丁寧に解くことが求められます。試験のときだけうまくやろうといっても、なかなかできないので、日頃の勉強からそれを取り入れていかないといけません。それは日頃から先生やお父さん、お母さんから言われていることではあるものの、やはり過去問がこうだから、ということで本人が実感するものです。

ですから、この春休みまでに一度、過去の問題を解く機会を作ってください。そしてこれからの勉強法のついて、具体的にどうしていくべきか、お子さんと話をしてみると良いと思います。

どうしても塾中心に勉強している子どもたちが多いのですが、こういう工夫もしていきたい、というアイデアが出てくればそれは勉強に対する姿勢が能動的にかわっていくきっかけになると思います。

=============================================================
今日の田中貴.com

成績表ばかりを見ない
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

下の子
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================

受験証の発送

中等部の出願は20日・21日の消印有効で締め切られます。これで3校とも出願を終えられてほっとされていると思います。あとは受験証が送られてくるのを待っていよいよ入試です。

受験証の発送については、3校でそれぞれ違いがあります。

慶應湘南 → 順次発送
慶應普通部 → 1月23日ごろ発送
慶應中等部 → 1月28日ごろ発送

ですから、まあ、順番としては湘南、普通部、中等部の順にやってくる、というのが一般的でしょうか。

ちなみに、受験証が届かない場合、問い合わせを受け付ける日程も各校で違います。

慶應湘南→1月28日(月)になっても届かない場合は、連絡する。
慶應普通部→1月28日(月)以降に連絡する
慶應中等部→1月30日(水)以降に連絡する

と試験実施要項に書かれています。

なので、その期日まではあわてずにお待ちください。

=============================================================
今日の田中貴.com

第67回 首都圏 中学受験の全体像
==============================================================
中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

全体を俯瞰する
==============================================================
慶應進学オンライン
==============================================================

==============================================================