月別アーカイブ: 2014年1月

分度器とコンパス

普通部の携行品は

筆記用具(シャープペンシル可)、消しゴム、定規(20㎝以内、三角定規可)、分度器、コンパス

 となっています。

また携帯電話の持ち込みは認められていません。元より普通部は中学に入っても携帯を所持することを禁じています。試験から出てくる時間は多少前後しますので、待ち合わせ場所をしっかり決めておくと良いでしょう。

さて、本題。

中等部、湘南はコンパスや分度器、定規は持ち込みません。したがって、普通部だけ。

昨年は、やはりコンパスを使っての作図がありましたし、グラフの制作もありましたから、当然、定規も使いました。

というので、しっかり使うものを準備して、多少なりとも使っておいてください。

特にコンパスや分度器は普段の受験勉強ではあまり使わないでしょう。ですから、新しいものを買った、という場合が多いと思うので、使い慣れておく必要がありますね。

例えば、正三角形の書き方ぐらいは練習しておいてもいいかもしれません。

図形の回転の問題

ちょっと面倒な問題ですが、きれいに図をえがく、という練習にはいいかもしれません。

といって、まったく使わない年もありますが、まあ、準備をしておくに越したことはないので、ちゃんと練習しておきましょう。

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試験が始まったらまずやることは

「はじめてください。」

という言葉と同時に、その科目の試験が始まるわけですが、まず、最初にすることは?

そう、受験番号と名前を書くことです。

公開されている解答用紙で見ると、普通部は受験番号と名前が1か所ずつ。中等部は受験番号が2か所。名前が1か所。

これを書くのに、ほんのわずかの時間しかかからない。だから、まず最初にやることです。

絶対に一番最初にやる。

毎年、だれかが

「え、名前書いたっけなあ。」
とぼやいたりします。

これだけ言っても、つい、書いたことを忘れてしまう。だから、絶対に書いた、ということを確認するためにイの一番でやることです。

もし、受験番号と名前が書いてなければ、これは0点処理をされるだろうと思います。

だって、だれのかわからないわけだから。基本的に受験番号順になっているはずだから、多分、監督官は一応確認はしてくれるでしょうが、しかし、それが100%というわけではない。

なので、自分で100%にすることです。

これはどの学校を受けても同じようにやってください。
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中等部の自己紹介欄

中等部の自己紹介欄、これは本人が書かなければいけません。

ですから、まず作文をして、それから清書、という段取りになるわけですが、清書の練習、というのをさせた方がよいかもしれませんね。

なにせ、ボールペンか万年筆。まあ、ボールペンを使われると思いますが、やはりあまり慣れていません。

子どもたちは、シャープペンシルか鉛筆ばかりなので、インクを扱ったことがあまりない。

だからインクがボテル、ということもあまり知らない。なので、清書の練習をしてから、書いた方が無難でしょう。

ちなみに、その清書の練習を見て、

「こんな汚い字で大丈夫かしら」

と思われるかもしれませんが、「決して代筆しよう」などと思ってはいけません。

子どもの書く字は、どうせ、試験でばれてしまうのだから、本人にていねいに書いてもらって、それで出せばいいのです。

ありのままを見てもらう、その覚悟はしっかり持った方が良いです、きっと。

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入試補助員

入学試験中は学校が休みになるわけですが、一部の生徒がやはり入試補助員として活躍しています。

実際に中等部の試験において、大学の入り口のところで中等部生が試験の注意点を配っているし、湘南でも入口のところの受付で生徒が待機している。まあ、補助員としてはいろいろやることがあるわけですが、これを経験した子どもたちの話を聞いてみると、一様に
「自分たちも大変だったんだなあ」
という印象を持っているようです。

やはり、入試のときは緊張する、というのは補助員たちはみんな経験済みなので、受験生の気持ちがよくわかる、ということでしょうか。

これは慶應ではないのですが、ある女子校で面接の前に待機時間があった。

で、この時間にずっと待っていた子どもたちに対して補助員がいろいろ話をしてくれたことがあったそうです。

「私も面接のときにあがったの。だからね。今でも何聞かれたか覚えてないの。でも大丈夫、ちゃんとその時答えられればいいんだからね。」

というような話を聞かせてくれて、結構受験生たちはリラックスして臨めたようでした。

補助員である生徒も先生たちも受験生全員が力を出してくれることを望んでいますので、何か困ったことがあったら、相談してください。

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金星に関する問題
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独立自尊と志望理由

良く志望理由の中に独立自尊を語るべきではないのか、という話を聞くことがありました。

私自身の考えで言えば、独立自尊という言葉を使うことが大事なのではなく、子どもの教育に何を求めるか、という点でこの中身が入っているべきであると思っています。

ただ、独立自尊という言葉を使ったところで、それが充分理解できていない、などと思われてしまってはあまり良い印象は与えない。

それよりも、我が子がどういう風に成長してくれればいいか、ということにその考えが含まれればいいのです。

一番大事なことは、「自分で決断し、自分で実行する」という点でしょう。

以前、慶應湘南の卒業式に出たときに、「私たちはいつも決断を迫られてきました。」という卒業生の言葉が印象的でした。

つまり、ああしろ、こうしろ、とは言われてこなかった。

「君は、どうするんだ?」 「君はどうしたいんだ?」ということを常に普段の生活の中で尋ねられていた。勉強するにおいても、クラブ活動でも、人からやらされてしまうのは、決して本人の成長にプラスにはならない。

自分で考えろ、自分で決断しろ、ということが求められてきているように思います。

そして、その経験を多くすることによって、次第に独立自尊ということがだんだんわかってくるような気がするのです。

まして、小学生が「独立自尊」と言ったところで、それは先生が突っ込みたくなる話になってしまうだけのことのように思えます。

この四字熟語にとらわれるより、もっと自然に、我が家らしい考え方の中で、志望理由を語られた方が良いでしょう。

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