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創学の頃に注意

慶應義塾は1858年にスタートしました。

なので、やはりこの頃の歴史が出題されるケースがやはり多いのです。

こればかりは、仕方がない。やはりその時代との関連で問題が出ることは多いのです。

なので、しっかり勉強しておきましょう。

だからといって、他の時代が出ないわけではありません。もちろん出題される。

ただ、慶應の歴史は総じてそう細かいわけではないので、しっかり基礎的な知識を身につけておきましょう。

むしろその知識をどう使うか、という問題の方が多いので、過去問をしっかり研究してもらいたいと思います。

体育実技の注意点

慶應は3校とも体育実技があります。

しかし、別に体育学部の試験ではないから、視点は別のところにあります。

つまり速さや距離は問題ではない。

その最も重要なところは指示をしっかり聞き取れるか、という点。

例えば右から回るのか、ボールを取ってから、走るのか。どこでボールを入れるのか、そういうことは最初にきちんと指示されるし、在校生がお手本まで見せる場合もあります。

それでもやはり緊張しているからか、方向を間違えた、という子もいる。だから何より良く聞く、しっかり見るということが大事なのです。

そんなことは普通はできますが、やはり入試ですから上がっている子も少なくない。落ち着いて聞く、ということを心がけてください。

試験が始まったらすぐにやること

「はじめてください。」

という言葉と同時に、その科目の試験が始まるわけですが、まず、最初にすることは?

そう、受験番号と名前を書くことです。

公開されている解答用紙で見ると、普通部は受験番号と名前が1か所ずつ。中等部は受験番号が2か所。名前が1か所。

これを書くのに、ほんのわずかの時間しかかからない。だから、まず最初にやることです。

絶対に一番最初にやる。

毎年、だれかが

「え、名前書いたっけなあ。」
とぼやいたりします。

これだけ言っても、つい、書いたことを忘れてしまう。だから、絶対に書いた、ということを確認するためにイの一番でやることです。

もし、受験番号と名前が書いてなければ、これは0点処理をされるだろうと思います。

だって、だれのかわからないわけだから。基本的に受験番号順になっているはずだから、多分、監督官は一応確認はしてくれるでしょうが、しかし、それが100%というわけではない。

なので、自分で100%にすることです。

これはどの学校を受けても同じようにやってください。

出願書類のコピーを忘れずに

慶應3校の出願が始まります。それぞれ郵送受付ですが、締め切りの設定の仕方が微妙に違います。書類も似ていますので、取り違いに注意してください。試験実施要項を確認の上、手違いのないようにしてください。

さて、出願書類のコピーも忘れずに取っておいてください。

この後、湘南や中等部については二次対策の想定問答を考えていかなければなりません。学校は提出された資料を基に、質問するわけですから、それに対して答えを準備するのは、資料が手元になければいけないのです。

湘南の教員の元には活動報告書や資料がコピーされていますし、熟読の後が伺えます。

ですから、こちらも書いた書類を元に、しっかり受け答えができるように準備をしていきましょう。

まずは一次、というのはその通りだが

中等部や湘南の場合、一次試験に合格した後、二次試験を受験してそこで合格しないと最終的な合格にはなりません。

受験生の中には一次試験で合格し、二次試験は棄権する場合もあるでしょうし、実際に一次試験も結構な倍率ではあるので、まずは一次試験の突破を考えていかないといけない、というのはその通りなのですが、しかし一次のことばかりをやっていて、一次合格した後あわててもいけないところはあります。

「まさか、入るとは思わなかったから」みたいな話をたまに聞くこともあるのですが、やはり一次、二次両方の対策や準備をしておかないといけない。

あわててお父さんに中等部の二次の面接の日に仕事を休んでもらう、みたいなことはやはりまずいでしょう。

一次も、二次も確かにそれなりの倍率がある両校ですが、やはりそれなりにしっかり準備をしておかないといけない。たとえば体操服や靴はどうするのか、面接のときの服装はどうするのか。そういうことを早めに決めておかれると良いでしょう。

一次合格の後にあわててやる、ということのないようにしておかれると良いと思います。