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普通部の新校舎

普通部の学校案内がリニューアルされました。

普通部学校案内

以前のものに比べると2015年5月に完成する新本校舎のデザイン図などが、増えています。

来年入学する子どもたちは1年間は一部仮設の校舎での授業を余儀なくなれますが、中学校2年のときに、最初に新校舎を使えるようになる、と記されています。

現在の中1も同じことではあるのですが。

で、その説明の中で「将来の少人数化を見越した余裕ある施設」という表現が見られます。

将来の少人数化? 普通部は定員が減るのか?

多分、こういうことだと思うのです。

普通部の現在の本館ができたとき、中1の分割授業がスタートしました。

1クラスを24名ずつにして、細かな指導を開始したのです。その当時、普通部生の学力が低下しているのではないか、という懸念が塾内にあったようで、本館完成とともに少人数化を打ち出して学力の向上を目指しました。

この試みは最初、うまくいっていたように思いますが、施設の関係から中2、3は40名のクラス編成に戻るため、その効果を持続できなかったのです。

そこで、今度の本館完成と同時に中2、3でも分割の授業をやりやすくするための設計になっているのではないかと思います。

ということは、来年の新中1はまさに中2で多くの分割授業を経験する最初の学年ということになるわけでしょう。

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中等部、算数の解答の書き方

中等部の算数の解答用紙には以下の注意書きがあります。

中等部の採点は答えだけです。その分、書き方が独特で、特にミスが起きやすいのが分数でしょう。

したがって、中等部の過去問は絶対、解答用紙といっしょに練習してください。

普通に3分の1と答えが出ても、それを正しい形式に書けなければ得点にはなりません

特に本番では急いでやっている分、こういうところでミスが出やすい。せっかく正答が出ているのに、書くところを間違えては意味がありません。

中等部の場合、解答用紙の欄から自分の答えが正しいかを類推することもできます。したがって解答用紙を使って、ミスなく解いていく練習をしていきましょう。

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解説をしっかり読む

来年も普通部の生物は、なかなか難しい問題が出るでしょう。

過去問をやっていると、「これ、知らないや」と思う問題は多いでしょうが、しかし、ここで終わらせてはいけない。

しっかり、解説を読んでください。

過去問に関して言えば、解説がしっかりしているものを使うべきですが、さらにその解説をよく読む。例えば、オシロイバナという花をあまり知らないかもしれない。

これは平成22年に問題として出ましたが、例えば最初の問題で「なぜオシロイバナというのか?」と聞かれています。

オシロイ自体がわからない、という場合もあるでしょう。これは白粉、女性が肌を白く見せるために塗る粉上の化粧品ですが、つまり白い粉が出るということなのです。

ではその白い粉はどこから出るか、これは種子からです。種子の胚乳が白い粉のようになっているから、オシロイバナというのですが、そんなことは知らない子がほとんどでしょう。

ただ、選択肢だから、白粉が何だか検討がつけば答えられるかもしれません。ただ、できなくてもいい。ただし、しっかり解説を読んで、なるほど、そういうことか、と勉強することが大事なのです。

同じ問題は出ない、といいますが、しかし似たような問題は出るかもしれない。また、オシロイバナが出題されることもあるかもしれません。だから、しっかり学んでおく。

できる、できないばかりに目を向けない。

これで、またひとつできるようになった、と思えるような勉強を続けていきましょう。

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慶應だけ受ける

来年は、湘南が二次の日程を変えたので、さらに日程が厳しくなってきました。

空いているのは5日だけ。

1日の普通部は面接で午後一杯かかるし、湘南は遠いからともに午後入試は厳しい。神奈川だから、埼玉や千葉には通えない。そういうことは当然あり得るわけです。

だから、慶應だけ受けておしまいにしようか、という考えは当然あり得ます。

慶應は高校もあるし、遠くまで通うくらいなら、中学は地元でもいいかもしれない。それに、公立高校という手もあるかもしれないし。

ということで、慶應だけで受けて中学受験を終わりにするご家庭は毎年あるし、家族がそれを決めたのであれば、それでよい、と思っています。

一方、3校のうち1校を止めれば、当然、日程が空くわけだから、他の学校を受けることができる。やはり、1校はとっておこう、という考えもありです。これもまた、その通りであって、家庭が決めたのであれば、それでいいのです。

こうでなければいけない、ということはない。

子どもたちの将来はまだまだ先が長いので、いろいろな挑戦をすればいいし、それは家庭が考えて、「ウチはこうしよう」と決めるのであれば、それを押し進めるべきでしょう。

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最後の受験

中学で慶應に入ると、これが最後の受験ということになります。

このことは、結構子どもたちの隠れた志望理由になっていることが多い。受験勉強は、子どもたちにとってそれなりに負担がかかっていることではあるので、「もう、いい」と思う子は少なくないでしょう。

実際に医学部に行くために他の大学を受験したり、大学院は違う大学を選ぶ子もいますが、これは明らかに少数派。

入学後10年間(あるいはそれ以上)を慶應で過ごすことになります。

だから、まあ、それ以降はやはり何か別に打ち込むものは作っておいた方が良い、というので、学校でも部活動は熱心に応援する。

運動部もそうだし、文化部もそうでしょう。そして、その中から自分の好きな才能を伸ばしていく子どもたちは多いものです。

何も受験勉強ばかりにとらわれる必要は本来、ないのです。

子どもたちの才能はいろいろなところにあるのだがら、それを見つめ、しっかり伸ばしていく、というのが大学付属校のメリットでしょう。

すでに、もうやりたいことが決まっている子どもたちもいるでしょうが、とにもかくにも、これを最後の受験にするために、残りの期間をがんばっていきましょう。

「あのときは、ずいぶんがんばったんだ。」と言えるように。

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