長い文章

今年の慶應湘南の物語文は「あずかりやさん 桐島くんの青春」)(大山淳子)でした。

物語文自体は、それほど難解なものではなかったものの、問題はその量。文章量で考えると、A4の2段組のページにして8ページ分。小問は9問ですから、それほど多くはないものの、しかし、その内容を見ていると、やはり全文を読まないとできない、と思われる問題がありました。

試験時間は45分。言葉の問題と作文、長文読解2題という形がほぼ決まっているものの、その文章内容の分量はどんどん長くなってきているのです。

したがってその長い文章をいかに短時間で読み取るか、ということがこれからの課題になります。

これは国語ばかりではなく、理科や社会でも資料が長くなる可能性もあります。ですから、どんどんそういう長い文章を読み取ることになれていかないといけない。これは案外、塾では見落とされていることです。

塾の授業時間内で終わる文章量はある程度限りがあるからです。なので、その分は自分である程度フォローしていかないといけない。

国語の過去問の勉強をはじめてみると、最初は間に合わないことがほとんどです。ただ、それを練習していくことによって課題が解決されていく。ですから、どんどん練習を始めていきましょう。


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