学校は、募集する定員が決まっています。
学校の施設や敷地を元に概ね設立当初に設定され、その定員が守られるようになっていて、慶應湘南の場合は高校で240名。
中学は160名ですから、合計すると160×3+240×3=480+720=1200名がその定員になっている、ということだと思います。
で、気になっていることがひとつあるのは、横浜初等部のこと。
今年から学校が始まりましたが、その定員は108名。この生徒が6年後に進むのは、慶應湘南藤沢中等部と決まっています。幼稚舎の場合は普通部、中等部、湘南のどれかを選ぶことができましたが、地域柄普通部か中等部に行く生徒がほとんど。女子はほぼ中等部でしょう。
で、そうすると湘南の中学生の募集は160名のうち108名が初等部からくるとなると、中学からの定員は42名しかなくなることになる、ということなのです。
最初、横浜の計画は小学校と中学校をつくり、高校で湘南に入れる、というような話だったと思うのですが、計画が変更されて初等部だけになったので、そうなると、5年後、湘南の枠は一気に減るということになります。
これは早稲田実業に前例があって、実業も小学校を作り、6年後に中学からの定員が一気に減少しました。
しかしながら・・・
実は湘南は2011年に校舎を建てているのです。南校舎と言われ、現在は5・6年生が入っているほか、大教室も用意されている。
とすれば、学則定員が増えて、初等部からの人数をいれても中学からの募集枠は減らさないことができる、という可能性もあります。
これは先にならないとわからない話ではあるのです。
もし定員が減るのなら、二次試験の日程を短縮する意味もわからないではないとも思えるし、ちょっと気になっているところです。
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