差はどこでつくのか

例えば中等部の場合、算数は20問で100点満点です。

したがって1問は5点。

ところが理科と社会は概ね40問近く小問があるので、1問1点とか2点になりやすい。

そうすると算数の1問の差を他の教科で取り返す、ということはなかなか厳しくなってくるのです。

ですから、算数の力が問われるところがある。

算数でちょっとミスをしたりすれば、それはかなり影響が大きくなるわけです。

しかし、これが普通部になると、各科目100点ですから、教科のバランスで決まるところがありますから、そこまで算数の影響が大きいわけではない。

むしろ平均点が低いとされる理科で点数がきっちりとれているとこれは合格に向けて大きなプラスになります。

それぞれの学校で配点と教科の特徴が違いますから、やはり自ずと差の付き方が変わってくる。

最後の最後までそれぞれの学校の特質に合わせて、しっかり準備を続けていきましょう。