月別アーカイブ: 2012年9月

慶應湘南 中学募集要項

慶應湘南藤沢中等部の2013年度の募集要項が発表されました。

中等部 生徒募集要項

【募集人員】
第一学年 男女 160名(慶應義塾内進学者を含む)
 一般入試   :男女 約120名
 帰国生入試  :男女 約 30名

【出願資格】
  1. 2000年4月2日から2001年4月1日までに生まれた者。
  2. 湘南藤沢中等部に入学後、父、母または親権者のもとから通学できる者。

【出願期間】
  ・2013年1月11日(金)~1月16日(水)郵送必着
  ※簡易書留による郵送受付のみ。

【1次試験】
  ・2月2日(土) 8:50集合  
   試験時間割
     国語(45分)  9:15-10:00
     社会(25分) 10:30-10:55
     理科(25分) 11:05-11:30
     算数(45分) 12:00-12:45

   活動報告書による英語参考テスト(希望者のみ)は14:00から14:40まで。

   (試験会場)慶應義塾湘南藤沢中等部(藤沢)

【1次合格発表】
  ・2月4日(月)
   掲示発表(11:00-15:00)
   慶應義塾湘南藤沢中等部(藤沢)

【2次試験(1次試験合格者のみ受験)】
  ・2次試験(面接・体育)は2月5日(火)男子・2月6日(水)女子です。
   (試験会場)慶應義塾湘南藤沢中等部(藤沢)

【合格発表】
  ・2月7日(木)
   掲示発表(13:00-17:00)
   慶應義塾湘南藤沢中等部(藤沢)

【入学手続】
  ・2月7日(木)13:00-15:00・2月8日(金)10:00-15:00の両日
   慶應義塾湘南藤沢中等部(藤沢)

今年も二次の発表が17時までです。この間に、書類を受け取らなければいけませんが、慶應中等部の二次試験と重複しますので、注意してください。

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難しい問題は解説を写してみる
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は

プリントの復習
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慶應湘南社会入試傾向

 試験時間25分。50点満点。
大問5題~6題。1つの大問に小問が6問から7問程度。したがって合計すると40問近くになります。選択式がほとんどですがが、1問1点程度と考えると、25分の試験時間としては社会も理科同様、かなり忙しいといえます。
出題範囲として地理大問2問、歴史大問2問、公民1問、現代社会・時事問題1問というような配分になっています。
2012年は1 地理 2 現代社会 3 歴史 4 歴史 5 歴史 6 公民と歴史の総合問題 7 現代社会
となって、歴史が比較的多く出題されました。ただ5は江戸時代の文化で小問の数も少なかったので、おおむね例年の配分になっています。

知識レベルは標準的といえる範囲であって、特に細かさはありませえん。慶應の他2校と同様に地図の出題は比較的多く、また統計資料に関する問題も良く出題されるので、最近の統計には目を通しておいた方が良いでしょう。特に今の日本がどうなっているのか、という点について問題意識を持っていた方が良いと思います。
時事問題は出題されることが多く、特に世界との関係についての出題は近年増加傾向にあります。

 答えるべき解答は、多彩ですが、単問や記号の解答が多く、記述はあまり多くありません。

 理科同様、知識はあまり細かくはないので、基本的な知識をまず正確に覚えていきましょう。暗記のテキストをしっかり決めて、それを完璧に覚えるという作業を6年後半も続けていくことが大切です。地図と統計については類似問題を他校の過去問から選んで練習しいきましょう。また時事問題は頻出しているので、ニュースや新聞にも注意しておきたいところです。

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社会の入試問題の変化
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小学校6年生だから
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慶應湘南理科入試傾向

試験時間25分 満点50点ですが、例年大問4題程度。小問にすると20問ぐらいなので、1問1分程度で答えていかなければならず、やはり忙しいテストということがいえるでしょう。

頻出する範囲としては植物、水溶液、水の3態、天体など全体として生物、地学、化学、物理からそれぞれ1題というイメージで出題されています。

平成24年は、
1 化学 2 化学 3 地学 4 生物 5 物理
と5題出題されましたが、2は小問に近いので、だいたい4つのテーマが均等に配置されているといって良いでしょう。

実験や観察の考察をする問題が多く、そこから読み取れることを知識を使いながら答える、という形式の問題になっています。特に基本的な原理を自分の文章で説明するなど、記述の問題も含まれていますので、相当テンポよく解いていかないと間に合いません。実験道具に対する知識は必要です。全体として問題内容は平易ですが、生物や地学はそれなりに細かい知識も必要ですから、しっかり整理しておく必要があります。ただ出てくる生物は、聞いたことがあるものばかりです。

実験問題では、説明の文章が比較的長く、また複雑な場合もあります。したがって落ち着いて条件などを読み落とさないよう、注意してください。

過去問をしっかり練習するほか、普通部、中等部の問題もやっておくと良いでしょう。似たような問題が出題されていることがあります。

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第47回 受験する学校を考える
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苦手を家で克服する
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慶應湘南国語入試傾向

試験時間は45分。100点満点です。

1問目が知識。漢字の書き取り。2問目以降長文の読解。大問2題程度。例年2問目に物語文。3問目が説明文。そして最後に100字作文という構成になっています。

長文の読解はそれぞれ小問が10問程度。これに作文が加わるのでスピードが求められています。読解の問題は選択肢の問題が多いが、一部、記述の問題も含まれます。

最後の100字作文はいろいろと工夫がみられ、詩を読んだ後にイメージを書かせたり、デザインをつくらせた後でその説明をさせたりと多彩。

レポートの多い学校ではあるので、やはり文章を書くということに対して積極的な姿勢を持つ子を取りたいという出題の意図があるように思えます。過去問を仕上げた後は、男子上位校の長文読解の問題にも取り組んでみると良いでしょう。

漢字の出題についてはそれほど難しいことはありません。1問目の知識では熟語に関する問題が増えていて、単に漢字の書き取りをするというよりは、語彙の広さを求めている印象があります。

記述は練習が必要で、特に100字作文については対策をしておいた方が良いでしょう。どういうことが求められるか定型化してない分、興味を持って取り組む必要があります。例えば今年の問題でいえば、4本脚の物体の写真を見せてどういう動きをするかを説明させていました。子どものいろいろな表現力に目を向けようとしているので、楽しんで書く、という気持ちは必要でしょう。

読解に関しては選択問題が多いため、比較的点数はまとまりやすいと思いますが、それでも紛らわしい選択肢も少なくありません。本文中に根拠を見つけながら、正確に答えにたどりつく練習をしておきましょう。

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セレクション
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図が描けない子
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慶應湘南算数入試傾向

45分、100点満点。 出題は6題。
例年1~4と5番、6番で難度に差が出ます。同じ問題を帰国生も受験するので、ある程度差がでるように前半4題はやさしめに、後半2題は難しめに、という構成になっています。5番、6番の2題は慶應3校の中で一番、問題の難易度が高いでしょう。
計算問題は例年2題。最初の2問は一行問題に近い出題。後半にしたがって難易度が増してきます。

頻出する範囲としては規則性、数の性質、グラフ、速さ、図形、比と割合。

図形と規則性についてはほぼ毎年の出題されますが、難易度にばらつきがでます。前半4題の中で出題される場合は若干、やさしめ。後半2題で出題される場合はなかなか難しくなります。

中等部や普通部に比べて問題数が少ないので、1問に対する配点が高くなっていますので、ミスが出ると失点の幅が大きくなります。したがって前半4題はきっちり得点して、5番、6番で半分は得点するようなイメージをもって解いていきましょう。

後半の5番、6番は問題文も長く複雑になっていますが、しかし小問に分かれている問題の中にはすぐ答えが出る問題も少なくありません。ですからしっかり考えて、自分の得点できるところを確実にとるというていねいさが合格のポイントになるでしょう。

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ブロックを組み合わせる
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やりっぱなしにしない
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