慶應中等部や湘南は満点が300点です。で、どの辺が合格点なのか、ということは全く発表されていない。
で、8割取らないと受からない、とか一次の合格点は7割、とかまあいろいろな話があるわけです。で、確かにそんなに難しくはない、という面もあるにはあるのですが、だからといってそう高い点数ばかりが並ぶというわけでもないのです。
模擬試験のデータとか見ていると、やはりそれなりに差がついてくるのです。特に学校別の模擬試験で同じ傾向の問題を作ってやってみると、案外そんなに高い点数ばかりは並ばないもの。
したがって、まずは200点をめざしましょう。
それで受かるの?と言われると、「まだまだ」というところではあるのですが、まず200点取れるようになると、自分の得点パターンやミスの形が見えてくる。
国語は比較的安定しているが、算数は波が大きいとか。理科はあまりできないが、社会はほぼ満点に近い、とか。
200点とっても、100点は失っているわけですから、そこにはっきりとした自分の失点の傾向があるわけで、あとはそれをできる限りつぶしていけば、やがて「とれる最高点」になっていく。
それが自然と合格点を突破してくれればいいのです。
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今日の田中貴.com
第143回 レベルに合わせる
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中学受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
過去問の記録は点数よりもミスの内容
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