何が違うのかを考える

慶應の国語の読解問題は3校とも選択肢の問題が多くなります。

子どもたちがこれらの問題を解くのによくやる考え方は「これが一番正しい」というものを選ぶ、ということなのですが、その正しさは何を根拠にしているのか?と聞いてみると、結構曖昧であることが多いものです。

国語の読解問題は慶應に限らず、出題者は作者ではないので、その文章を根拠として問題を作るわけですから、選択肢もその文章を根拠に「これは正しい」「これは間違っている」ということでなければいけない。したがってそういう論理で選択肢を作ります。

ですから、むしろ「これが一番正しい」というよりは「これはここが違う」と考えた方が、わかりやすい。

問題文で聞かれていることに関して、こんなことは本文には書かれていない、というのもハズレの根拠になります。したがって何が違うのかを考えることの方が絞りやすいことが多い。

例えば2つに絞った時にアかイか、という選択を迫られるとき、「何が違うところはないか?」を考えていけば答えが見つかりやすいので、この考え方を実際に過去問などで試してみると良いと思います。

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