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シンプルにまとめる

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いよいよ入試本番の年を迎えました。2月に入学試験が始まるわけですが、今はお父さん、お母さんの仕事の方が大事な時期です。それはつまり出願。

慶應の場合、入試の合否は4教科のテストだけでは決まりません。書類に始まり、学力試験の結果、面接の結果、体育実技の結果などから総合的に判断される。その判断の元となる書類は親が書くので、出願前にいろいろなことを検討して書いていかないといけないのです。

ただ、別に美辞麗句を並べる必要はありません。

親として子どもの進むべき環境は慶應が良い、と決めたわけだから、そこをシンプルに伝えようとすればいいのです。活動報告書や自己紹介にしても、やはり我が子にこうあってほしいと思うからやらせてきたことを、その狙いと共に書いていけば良いのです。

難しく考える必要はありません。親の気持ちがシンプルに表れていればいいのです。

文章はあくまでその気持ちを表せば良いので、妙に一文が長くなったり、過度な形容詞や副詞が増えていないか、など十分にチェックしてください。

また、出願したものを今度は面接対策に使いますから、コピーも忘れずにとっておきましょう。



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僅差の勝負を制すには

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慶應の入試は僅差の勝負です。

まあ、上位校はどこでも同じでしょうが、同じ受験生で2回試験をやったら、合格者は半分ぐらいは入れ替わるかもしれない、そのくらいの僅差なのです。

しかも慶應の問題はそれほど難問が並ぶわけではない。みんなができる、という問題も多いので、小さなミスが失敗に繋がる。

だから、こそ、僅差の勝負を制す道は「ていねいさ」にあります。

この時期、まだ字をていねいに書いていない子がいます。ていねいな字を書かなければもちろん、先生にちゃんと読んでもらえないし、かつ自分でも自分の字を見間違えたりする。

また問題文を読み飛ばし、せっかくわかっていたのに求められていることと違う答えを書いてしまう。

間違っているものを選びなさい、と言われているのに正しいものを選んでしまう。

そういうミスを絶対にしないために、どうするか?

この1ヶ月はその練習をしっかり積みましょう。自分ができない問題は仕方がないが、できる問題を落とすのが一番もったいない。

ていねいに、正確に。

自分の力を発揮するために、とにかくこの点を守って勉強していきましょう。そうすれば合格を手に入れることができますから!!



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庚子(かのえね)

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中等部では以前、十干十二支の問題が国語で出題されました。

暦の問題というのはたまに出題されるのですが、十二支の方は知っていても十干十二支の話は勉強する機会がないかもしれないので、今回勉強してみましょう。

この記事は以前にもありましたが、今回は来年の干支に合わせて再掲載します。さて・・・。

中国で生まれた暦の考え方が日本にも入ってきて、いろいろなところに影響を与えています。

昔、五行説というのがあり、世界のすべてのものは「木」「火」「土」「金」「水」の5つからできていると考えられました。

そして木は燃えて火を作り、火は灰から土を作り、土は金を作り、金から水が生まれ、水が木を育てる、という循環が唱えられました。

一方、モノにはすべて表と裏があるという陰陽道と言う考えがあり、それがそれぞれの五行に加えられ、表が兄、裏が弟と考えられました。兄が「え」で弟が「と」です。

木の兄→甲、木の弟→乙、火の兄→丙、火の弟→丁、土の兄→戊、土の弟→己 金の兄→庚、金の弟→辛、水の兄→壬、水の弟→癸

と並ぶことになります。

したがって読み方としては

甲→きのえ 乙→きのと 丙→ひのえ 丁→ひのと 戊→つちのえ 己→つちのと 庚→かのえ 辛→かのと 壬→みずのえ 癸→みずのと

となります。これが十干です。

十干は

甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸 と並びます。こう、おつ、へい、てい、ぼ、き、こう、しん、じん、きという読みになりますが、これで順番を表したわけです。

一方、古代の中国の暦では毎年の木星の位置を知ることが必要でした。

木星は12年で太陽の周りを1周するので、木星のある方向を決めるために、方角を12等分してそれぞれの位置を決めました。つまり木星がある方向の年としたわけですが、その方角に動物の名前を付けたのです。

それが十二支。

子(ね)・丑(うし)・寅(とら)・卯(う)・辰(たつ)・巳(み)・午(うま)・未(ひつじ)・申(さる)・酉(とり)・戌(いぬ)・亥(い)

です。子が北で、時計の12の位置と決まれば、あとは時計回りに1の位置が丑、2の位置が寅、ということになります。最後の亥が11です。

図1

十二という数字は、1日の時刻を表したり、月を表したりするのには便利なので、これがいろいろな形で使われるようになりました。

で、最初の十干も暦として使われ、それが組み合わさったのが六十干支になります。10と12の最小公倍数が60ですから60年で1周する暦になるわけです。

並びとしては
甲と子が合わさって1番。これが「きのえね」で甲子と書きます。もう「ピン」と来たかもしれませんが、高校野球で有名な甲子園球場はこの「きのえね」の年にできたのです。(甲子園が出来たのは1924年 大正13年です。)

一覧にするとこうなりますが、2020年は37番目の庚子(かのえね)です。ちなみにひとつ前の庚子(かのえね)1960年。

図2

60年でもとに戻るので、還暦と言います。還暦に赤いちゃんちゃんこを送る風習はもう一度、赤子に戻るという意味で長寿を祝う考え方から来ていると言われています。十干十二支からいろいろな風習やことば、風俗が生まれています。

十二支は言える人が多いと思いますが、十干は知らない人が多いでしょう。ちょっと覚えておくと、あとで思わず役に立つことがあるかもしれませんね。



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面接リハーサル

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この時期から面接リハーサルの準備を始めます。

実際に出願準備が進めば、活動報告書や志願理由の中身が決まってくるので、それに準じて今度は想定問答を考えていくことになります。

子どもたちの練習はもちろん大事なのですが、慶應の場合はご両親の面談があるので、その部分もリハーサルをしておく必要が本当はあるのです。

実際に練習をしてみると、「先生、もう一度スケジュールをとってください」と言われることがあります。

受け答えをしていて、質問する側はそれほど問題を感じなかったりもするのですが、やはり答えが案外まとまらなかったりするものです。

出願書類が揃ったところで、何を聞かれるかをイメージしてみてください。そしてそれについてどう答えるかもしっかり考えておく。

リハーサルは大事な準備のひとつだと思います。



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定規、分度器、コンパス

慶應3校の試験の道具を比べてみると、分度器とコンパスと定規の扱いが違います。

普通部 定規(20cm以内、三角定規可)、分度器、コンパス
中等部 下敷、定規、分度器、コンパスは不要
湘南  下敷、定規、分度器、コンパスを使用してはいけません。

つまり、普通部だけこれらの道具を使った作図の問題が出題される可能性がある、ということです。定規はグラフを書くときに使うかもしれないから、あって便利でしょうし、実際に地図を描かせてみたりしているので、これは多少使い方を練習しておいた方が良いでしょう。

中等部、湘南はいりません。つまり図やグラフの問題はあるかもしれないが、少なくとも、これらは使わない、ということです。だから練習もいらない。

このころからは、もう試験に持っていく道具で勉強してください。

定規にしても、コンパスや分度器にしても、試験で使うものを用意する。そして、使い慣れることが大事です。コンパスなんて、持って行って初めて使う、なんてことにならないように、多少、練習をしておく。本当は円をフリーハンドで書いた方が早いのだろうが、一応練習しておきましょう。

授業では角の二等分線を書かせていたり、グラフを作らせてみたりします。なかなか使い慣れていないところはあるので、正三角形ぐらいは、さらー、っと描けるようになってほしいと思います。

テレビ会議を使って過去問と学校別対策を個別に指導する
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慶應普通部、中等部、湘南の学校別対策や二次対策へ
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