帰国子女の一般受験

帰国枠があるのは慶應湘南だけですが、帰国子女だからといって普通部や中等部が受けられないわけではありません。

当然のことながら、普通部や中等部の合格者の中にも帰国子女はたくさんいます。問題はいつ帰るか?ということでしょう。

海外の学校の新学年は9月からです。したがって受験期にはもう当然次の学年の半分ぐらいは進んでいることになる。だから、この半年を利用して日本に帰ってくる、というパターンも考えられるし、あるいは入試結果を見て海外の学校を続ける、という場合もあり得るでしょう。

何が一番いいのか、ということは実はないのです。お母さんと子どもだけ先に帰ってきて受験勉強をすれば、中学受験の情報は入るでしょうが、その分海外での経験は少なくなっているわけだし、家族ばらばらに生活をするわけだから、マイナスがない、とは言えません。

何かを得れば、何かを失うことはあるわけで、それをトータルとして考えたとき「我が家の選択」を決めればいいことです。こうしなければ合格しない、などということはありません。

海外でも日本の塾がある地域もありますし、参考書や問題集ややりきれないぐらいにたくさん出ているわけだから、あとは作戦をしっかり考えて実行することです。国内に比べて不便なことは当然ですが、その分国内の塾のように長時間拘束されることもないわけだから、それを上手に活かして我が家の受験作戦を実行してください。
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