大学付属校は、そのまま大学にエスカレータで上がれるようになっています。
もちろん、進級については成績で決まるので、あまりに素行や成績が悪ければ推薦されません。したがってやはり勉強はそこそこやらないといけない。
ただし、大学受験のレベルまでやっているか、というとそうではないでしょう。
ただ、明確にこういう方向に進みたいということが決まっているのであれば、付属校は悪い選択ではないと思うのです。
大学受験の段階で進む道を選べた方が良いだろう、という考えはもちろんありますが、逆にその分、大学入試に合格しないと始まらないところがある。
もちろん付属校も成績が悪いと希望する学部にはいけないが、少なくとも外から来るよりはやはり高校時代の負担は少ない。
その分、いろいろなことにチャレンジできる余裕はあるわけです。
慶應に進んだ生徒を見ていると、やはりクラブ活動に熱心な生徒は少なくありません。例えば音楽関係で言えば、管楽器などは、中学に進んで初めてやる、という子も少なくないのですが、なかなか短期間で上手になっていきます。
学校の勉強、クラブ活動と上手に時間を使い分けながらいろいろな力をつけていく姿はなかなか頼もしいし、早い段階で目が留学に向かうのも、やはり大学受験とはまた別の視点を持ちやすいからとも言えるでしょう。
大学附属校は大学の学部がある程度限定されるところがあるので、受験校ほど自由な進路を選べるわけではありませんが、その分のメリットも確かにあるので、しっかり比較しながら志望校を選んでいってもらいたいと思います。
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