配点の違いを考える

普通部は各科100点満点の400点満点

中等部と湘南は算国は100点 理科社会は50点満点の300点満点です。

これは男の子だけの話ですが、やはり400点満点の試験が得意な子と300点満点が良いと思われる子がいます。

例えば理科社会の知識が多い子は400点満点の方が有利でしょう。特に普通部は理科の生物でユニークな問題が出ることが多いので、生物が好きな子はうまく点数をとれる場合が少なくありません。

4教科そこそこ万遍なくとれる子はやはり普通部に入っていく場合が多いと思います。

逆に理科社会はそれほど得意ではないが、算数が得意な子は特に中等部に入りやすいと思います。

中等部は全般に問題がやさしいが、量はかなりたくさん出題されます。これは理科社会でも同じです。50点満点なのに、どう数えても小問が50問以上ある、という年もありました。だから、理科、社会の点数ではあまり差がつかず、算数ができると、上位に食い込めるという場合があり得るのです。

男子は3校受験できるので、3校とも対策をする、ということを考えがちですが、配点の違いを考慮して、「ここを一番に狙おう」という作戦を考えても良いでしょう。

例えば暗記がなかなかできないのなら、それはそれで結構。その分、算数でミスを少なくする方法を考えて、中等部での勝負に挑む、という手も充分にあり得るのです。

結局3校受けられても行く学校は1校ですから、その辺をしっかり考えて残りの準備を進めてください。


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