試験時間25分 満点50点ですが、例年大問4題程度。小問にすると20問ぐらいなので、1問1分程度で答えていかなければならず、やはり忙しいテストということがいえるでしょう。
頻出する範囲としては植物、水溶液、水の3態、天体など全体として生物、地学、化学、物理からそれぞれ1題というイメージで出題されています。
平成24年は、
1 化学 2 化学 3 地学 4 生物 5 物理
と5題出題されましたが、2は小問に近いので、だいたい4つのテーマが均等に配置されているといって良いでしょう。
実験や観察の考察をする問題が多く、そこから読み取れることを知識を使いながら答える、という形式の問題になっています。特に基本的な原理を自分の文章で説明するなど、記述の問題も含まれていますので、相当テンポよく解いていかないと間に合いません。実験道具に対する知識は必要です。全体として問題内容は平易ですが、生物や地学はそれなりに細かい知識も必要ですから、しっかり整理しておく必要があります。ただ出てくる生物は、聞いたことがあるものばかりです。
実験問題では、説明の文章が比較的長く、また複雑な場合もあります。したがって落ち着いて条件などを読み落とさないよう、注意してください。
過去問をしっかり練習するほか、普通部、中等部の問題もやっておくと良いでしょう。似たような問題が出題されていることがあります。
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