中学で慶應に入ると、これが最後の受験ということになります。
このことは、結構子どもたちの隠れた志望理由になっていることが多い。受験勉強は、子どもたちにとってそれなりに負担がかかっていることではあるので、「もう、いい」と思う子は少なくないでしょう。
実際に医学部に行くために他の大学を受験したり、大学院は違う大学を選ぶ子もいますが、これは明らかに少数派。
入学後10年間(あるいはそれ以上)を慶應で過ごすことになります。
だから、まあ、それ以降はやはり何か別に打ち込むものは作っておいた方が良い、というので、学校でも部活動は熱心に応援する。
運動部もそうだし、文化部もそうでしょう。そして、その中から自分の好きな才能を伸ばしていく子どもたちは多いものです。
何も受験勉強ばかりにとらわれる必要は本来、ないのです。
子どもたちの才能はいろいろなところにあるのだがら、それを見つめ、しっかり伸ばしていく、というのが大学付属校のメリットでしょう。
すでに、もうやりたいことが決まっている子どもたちもいるでしょうが、とにもかくにも、これを最後の受験にするために、残りの期間をがんばっていきましょう。
「あのときは、ずいぶんがんばったんだ。」と言えるように。
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