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多様性への意識

今の5年生が受験する時に、横浜初等部から湘南藤沢中等部に進学することになります。

湘南は初めて初等部からの進学を受けいれることになるわけですが、やはり横浜初等部は全員が同じ小学校からやってくる分、生徒が受けてきている教育は同じだから、どうしても子どもたちのキャラクターに似たところが出てくる。

したがってこれまで多様な子どもたちを入学させてきた湘南としては、その部分がスクールカラーとして反映できないのは問題になります。

なので、これまで以上に帰国や一般枠でもそれなりにキャラクターを持って育った子どもたちを入学させたいと思っているでしょう。

学級委員を務めピアノが弾けて、犬の世話をするような女の子は、まあ、その意味で多様性があるとは言えないところがある。

特に活動報告書が求めているのは4年生以降の活動ですから、これはやはり戦略的にものを考えていかないといけない。

もちろん勉強はできないといけないわけですが、多様性に対する意識を持ちながら入試準備を進めて欲しいと思います。


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比と割合に関する問題


6年生の教室から
入試問題が解けることが大事



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知識を増やす時期

これまでも結構たくさんの知識を覚えてきたわけですが、しかし入試に向けて本格的に知識を整理して覚え込むのは6年生の秋です。

それまではあまり時間をかけても、やはり忘れる部分が多くなる。

それと知識が増えていけばとれる点数も増えていくわけだから、やはり模擬試験を受けて点数を上げていく時期にそれをやった方が効果の計測もしやすいので、意欲的になれる部分がある。

だから今のうちは国語の読解や算数の基礎固めをしっかりやった方が良いでしょう。

もちろん国語や算数でも覚えなければいけないことはあるわけですが、それは理科や社会の知識に比べればそう多くはないので今のうちからやって練習を積んだ方が良い。

算数については特に夏休みまでに一通り完成する、という気持ちで勉強を進めていってください。


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よく寝る子


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範囲のない試験


6年生の教室から
カリキュラムから外れる



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国語の読解に力を入れる

6年生のこの時期は、どうしても算数や理科が難しくなるので、そちらの方に力を入れるあまり、国語の読解の練習が不足することがあります。

実際に組み分け試験だと、国語はやってもやらなくてもそう変わらない。だから、漢字だけやってあとは他の教科を対策する、ということになりがちですが、しかし、入試ではやはり国語の読解力がものをいう場面が多いのです。

読解という面で考えれば、すべての教科の問題文は当然読んでしっかり理解できなければいけないわけだから、やはりコツコツと積み重ねる必要がある。

この時期はやる日と時間を決めて、必ず読解の練習するように心がけてください。

そして、しっかり時間をかけて全部答えを書く。空欄を残してしまうと、それだけ考えたことにならない。とにかく粘って答えを書くようにしてください。


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今の成績は目をつぶる


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植物に関する問題


6年生の教室から
人の話を聞く



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基本を間違えない

これから夏休みまで、模擬試験や組み分け試験、あるいは月例テストなどがあるでしょうが、算数に関して一つ課題を設けてください。

それは正解率を上げるということです。特に前半の計算や一行問題、あるいは基本問題と呼ばれる類は絶対に間違えない、という姿勢で試験を受けてほしいのです。

慶應は全体的には問題数がある程度多く、基本から応用まで幅広く出題されますが、やはり合否を分けているのは実はミスなのです。

難しい問題はやはり正解率が下がります。例えば湘南の5番、6番。普通部の後半の数題などはできない場合もあるでしょう。しかし、前半がきちんととれていれば、これらの応用問題の得点が伸びずともまだ合格する目は残っています。しかし、これで前半もミスをして間違えてしまうと、かなり厳しい状況になってくる。つまり、合格の第一条件は算数の前半で失点をしない、ということなのです。

で、それは今から充分練習ができる。

応用力はこれからつけていけばよいのですが、基本的な問題を解く姿勢は今からきちんとしておかないと、先先、点数が伸びなくなります。

このためには日ごろの勉強からそれを実践する。

この時期、いろいろやることが多いと思います。だから、なかなか応用問題まで手が回らないかもしれない。それはそれで構いませんが、ただし、基本問題や一行問題では絶対に間違えない、という気持ちはしっかり持たせてください。

それが最後、成績の伸びにつながりますから。


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すぐに答えない


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何をやるか計画する


6年生の教室から
早く寝る



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レベル感を知る

ある塾の6年生の1学期のテキストを見せてもらって、ちょっと考えさせられました。

難しい問題が結構並んでいる。こういうレベルの問題が出る学校は確かにある。しかし、すべての学校に出るわけではない。むしろ出ない学校の方が多いでしょう。

しかし、このレベルの問題がテキストに出てくるとみんなやらなければいけなくなる。本当に必要なのだろうか、というとやはりちょっと違う感じがするのです。

例えば慶應に関して言えば、多分これらの問題は不要なのです。だから春休み中に1年分ぐらいの算数の問題は解いてみて、出題のレベル感を知っておくと良いでしょう。

これから勉強する問題の中には、明らかに出題されない問題が出てきますので、それに時間を取られないようにしてください。


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空白の3ヶ月


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いよいよ新学年


6年生の教室から
セルフコントロール



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