整理して書き出す

平成19年 慶應中等部の問題です。


次の例のように、ある整数のすべての位の数をかけ合わせて、その答えが1ケタの数になるまでこれを繰り返します。次の問いに応えなさい。

(例)
327→3×2×7=42 → 4×2=8
73 →7×3=21 → 2×1=2

(1)279の最後の答えはいくつですか。

(2)最後の答えが6になる2ケタの整数は(   )個あります。


(1) これは計算をしていけば良いでしょう。

2×7×9=126 1×2×6=12 1×2=2 より2 

(答え)2

(2)こういう問題は、整理していくしかありません。それぞれ場合を分けて考えていきましょう。

6=1×6 もしくは2×3

したがって、2ケタの整数はまず以下の通りだけ考えられます。

16 61 23 32

さらに 1桁の2つの整数の積になるものが16と32なので

 16=2×8 4×4 28 82 44
 32=4×8 48 84

このうち、1桁の2つの整数の積になるものが28と48

 28=4×7 47 74
 48=6×8 68 86

以上から、

16 61 23 32 28 82 44 48 84 47 74 68 86 より13個    

(答え)13個

数えもらしの内容に注意して解いていきましょう。

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