中学受験について」カテゴリーアーカイブ

スケッチの練習

普通部の理科では動植物のスケッチの問題が出ます。

2017年はカラスノエンドウの葉を描きなさい、でした。

突然、そんなことを言われても・・・。

まあ、しかし、割とスケッチの問題は多いのです。だから書き慣れる、ということは大事です。ではどうやって練習するか?

一番良い方法はテキストの図を模写することです。

別にその図が出題されるわけではないでしょうが、例えばカブトムシだったり、カイコだったり、あるいはイネの花だったり、もう、割と落書き的に書いてみるのがいい。

そうやってノートにいろいろな絵が書けるようになっていれば、もうそれだけで十分です。書き慣れていない子は、どう書くんだ?というところで躊躇しやすいが、書き慣れてくるとそう時間もかからずにできてしまう。

入学後フィールドノートを書かなければいけないので、この練習は入試以外にも役に立つから、時々やっておきましょう。


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子どもは暑がり


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
目が悪くなっていないか


5年生の教室から
まずは基本をていねいに


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中等部の自己紹介欄

慶應は各校とも願書は保護者が書くようになっていますが、中等部だけ本人が自筆で「自己紹介」を書かなければなりません。

これは結構早めに準備をしていた方が良いでしょう。忙しい時間になればなるほど、こういうのは時間がかかるようになります。

受験で忙しいから、やはり親が書いて、その後子どもが清書する、という場合も少なくないようですが・・・。

しかしながら、当然この項目について、面接で聞かれる可能性もあるわけですから、やはり本人が自分で考えておく必要があります。

でも何を書くの?

そう、結構自分のことを紹介するというのは、難しい。「ボクはどんな子か?」「私はどんな子?」

悪いことを書くことはないので、良いことを書けばいいわけだけれど、でも自分の良いこと、なんてなかなかわからない。だからお父さん、お母さんも少しずつヒントを出す。こういう事はいいところだよ、こういうのは長所じゃない?

これらは結局本人を褒めていることにつながるから、親子関係にもプラスです。


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余分な問題をやる時間はない


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
僅差の勝負


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比の勉強はじっくりやろう


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ミスを見つける

できる子どもたちもミスはします。ただ、横で見ていると、試験時間中にそのミスを修正する能力を身につけている。

どういうタイミングで、自分の答えを疑うのか聞いてみると、答えがある程度出た段階で、自分ははまっていないか、もう一度疑うようなのです。

単位は合っているか。太郎君の時速でよいのか。

特にその段階でもう一度問題を読み直すのが効果的だ、といいます。

自分で、この問題の構造は自分なりに理解しているので、読み直して違和感を感じると読み違えている可能性が高いのだというのです。

一方、よく間違える子は、全く自分の答えを疑わないところがある。

え、僕、天才?みたいに悦に入ってしまうと、なかなか自分のミスが見つからなくなる。

性格が悪くなる印象があるかもしれませんが、まず疑う、ことが大事なようです。


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あと100日、目一杯がんばる


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
模擬試験で工夫を試す


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集中する時間


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慶應進学特別では以下の日程で慶應各校の入試対策説明会を行います。
学校別になっておりますので、期日をお間違えにならないようにご注意ください。
10月29日(日)(→10月28日は定員に達しましたので、締め切らせていただきました。)
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数字だけ

ここ数年、中等部の国語や社会では、単に記号式ではない問題が作られています。

国語などは自分で俳句を作ってみたり、社会でも記述問題が出題されたりしていますが、理科はそういうものがありません。

比較的選択式の問題が多く、選択肢はすべて数字。また、理科計算で答えをだす問題はあまり出題されていませんが、出る場合も算数の解答形式に準じています。

例えば$$\frac{2}{3}$$を答える場合は、$$\frac{a}{b}$$という形にして、a=2 b=3と答えるようになっています。小数の場合はアイ.ウという解答形式が用意されていて、12.7と答える場合は、ア=1、イ=2、ウ=7のようにすべて数字で答えるようにできています。

これは、中等部の受験者が多いので、なるべく採点の手間を減らす目的で行われています。

選択の問題が多い、ということは自分で記述を書いたりするよりは答えが出しやすいと考える受験生は多いでしょうが、しかし、このすべて数字というのが結構ミスを引き起こす。

つまり、どの解答欄にどの数字をいれたか、ということをしっかり確認して書いていかないと、ひとつずれただけで全部間違う可能性があるのです。

採点は極めて機械的に行われますので、ひとつずれていても、「あ、ずれてるかなあ」ということで救済してくれるようなことはない。その解答欄に正しい答えが書かれていなければ、×になります。

したがって、解答用紙を使って、必ず解答欄を確かめながら書いていく練習をしてください。

ちょっとしたミスで失敗することのないように、注意して作業することが重要です。


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速さを得意にするには


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イメージが先行している子


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時間の自由


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湘南の活動報告書の内容は4年生以降

慶應湘南は一次試験合格者に対して面接と体育実技による二次試験を行います。その際、これまでの生活、学習などの面について質問をします。活動報告書は、その資料として使用するとともに、学習面以外の点を選考の対象にしています。

以下、その内容の抜粋ですが、実はこの内容、すべて4年生以降の内容を書かなければなりません。
すでに受験前になって、「だって4年生以降は塾で習いごとはやめちゃったし」という場合もあるでしょう。だから、最初からこのことを想定しておかないと本当はいけない。

今3年生や4年生のみなさんは、来年以降もこの内容が継続されることを想定して、準備を進めていかなければなりません。だから、そんなに簡単に習いごとをやめてはいけないところがある。

確かに横浜初等部で定員は減少しますが、しかし、だからこそ、むしろこういう選抜方法がさらに重要な要素となってくることが予想されています。学校として生徒の多様性をどう担保するのか、これは横浜初等部から100名以上を受けいれる現在の湘南の大きな課題なのです。なので、それに合わせてしっかり準備を進めてください。

【湘南活動報告書抜粋】
(1)小学校4年生以降のことを中心にA、B、Cのすべての項目について、最も大きな成果をあげたことを一つずつ書いてください。ただし、継続性がある場合はその前の年令の部分を含んでもかまいません。
(2)それぞれに取り組んだ動機、取り組んだ期間、自己実現の達成度(成果を含む)、家庭の関わり方などが明確にわかるように書いてください。

となっていてテーマは3つあります。

A 家庭での活動 B 学校での活動 C 家庭・学校以外での活動
Aは家庭で続けているお手伝いや、長年自分が中心に育てたり世話をした動植物のこと、夏休みの自由研究など、家族も一緒に取り組んだ成果の発表歴。家庭学習の中で得た資格や検定よびコンクールなどでの成果など。

Bは国語・図画工作などの授業を通して出品したコンクールなどでの成果。学校やクラスの役員として頑張ったこと。学校で取り組んでいる課外活動(ボランティアを含む)での成果など。

Cは一般には習い事で、スポーツクラブ(野球、サッカー、水泳、剣道、体操など)での活躍。ピアノ、ヴァイオリン、フルート、お琴、演劇、バレエなどレッスンに通って得た成果など。

何を具体的にアピールしなければならないのか、しっかり考えていきましょう。


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熱に関する問題


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まだ先があるから・・・


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