投稿者「tanaka-admin」のアーカイブ

塾だけにしない

慶應進学オンライン

慶應湘南の活動報告書に書く内容は小学校4年生以降のことです。

ところが最近は、小学校4年から塾に行き始め、今まで続けてきた習い事やスポーツ活動などをやめてしまうケースが多い。実際に、4年生からの内容はほとんどない、というようなことになってしまう子が少なくありません。

もとより子どもたちの生活が受験勉強だけになってしまうことを決して良いと学校は思っていないから、こういうことになっているわけですが、やはり習い事やスポーツはなるべく続けた方が良いのです。

というのも、受験勉強はやはり出来不出来が突きつけられる。結果としてうまくいってないなあ、という時期もあるでしょう。しかし、自分にはまだこういうことができる、こういうスポーツもある、と思うと、そこから切り替えができる。しかもいろいろな経験ができる分、例えば練習についての工夫が自分の勉強に活きるということもあるのです。

活動報告書のためにやる、というのではなく、子どもたちの成長のために、なるべく習い事は続けてもらいたいと思います。まだまだ工夫の余地はあるはずですから。


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5年からでも十分


受験で子どもと普通に幸せになる方法、本日の記事は
雑な勉強を克服する


5年生の教室から
締め切りの自由





2020年3月7日、14日の説明会はオンライン説明会に切り替えます。

いつもご覧いただき、ありがとうございます。

慶應進学館では、3月7日、14日に本年の慶應入試を振り返っての入試説明会を実施する予定でございましたが、諸般の事情を踏まえ、この説明会をご来場いただくのではなく、オンラインの説明会に切り替えて実施させていただくことにいたしましたので、お知らせします。

すでにお申込いただきました皆様には後ほど、開催についての変更内容をお知らせさせていただきますが、当日は逆に「会場にお越しいただくことはできません、」。ので、よろしくお願い申し上げます。

なお説明会の詳しい内容は以下のページよりご覧ください。
2020年慶應入試説明会のお知らせ

慶應進学館 主宰 田中 貴

4教科のバランス

慶應進学オンライン

普通部は中等部、湘南と違い各科100点満点の400点満点です。

したがって、なるべく各科目のバランスが良いことが求められる。それでも理科は生物に今の子どもたちがあまり知らない知識が出ることが多いので、点数がまとまりにくいところはありますが、それでもやはり全体的にバランスの取れた子は、点数をまとめやすい。

算数で差はつきやすいとは思いますが、しかし、400点満点だから算数のリードが他教科で崩れることも十分ありえるのです。

ですから、なるべく4教科のバランスを保てることが望ましい。4教科のバランスを保つには、時期を見てしっかり知識を覚えることです。別に最初から覚えられなくても構わない。むしろ6年生の後半にしっかり知識を覚えていろいろな問題に対応できるようになっていきたい。

そのためには国語と算数の力を早めに鍛えていく、ということが大事なのです。知識はどうしても忘れやすい、その分、勉強を後半に持って行った方が効率が良いので、長期的視野で計画を立ててください。


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第417回 親もがまんが必要


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妙な癖


5年生の教室から
カリキュラムが済んだら次へ





中等部 社会の記述

慶應進学オンライン

2020年慶應中等部の問題です。

社会科クラブでは、発表のしめくくりとして、日本でも今後取り組んでいけそうな事例を調べました。
 フランスでの取り組みに注目し、次のようにまとめました。
「日本でも持続可能な社会の実現に向けて、(   1    )への対策が必要です。
 写真のように(           2           )ことが有効だと考えます。」

 手前にはトラム(路面電車)の駅やバスの停留所があります。
 奥には駐車場が見えています。(フランスのストラスブール)
                     〔JCCCAのホームページより〕

 (1)文中の(   1   )には、どのような環境問題が当てはまりますか。10字以内で答えなさい。
 (2)文中の(   2   )には、どのような取り組みが当てはまりますか。40字以上80字以内で答えなさい。

慶應中等部の解答用紙は左と右に分かれます。
左は、記号のみ、右は用語を書いたり、記述を書いたりするようになっています。これは採点の都合があって、左側は大学職員をはじめスタッフで一気に採点ができるもの、右は教員が採点するものと考えられています。

で、今回は以上のような問題が出て、かつ1にも30字以内の記述が出題されていました。

知識中心の出題が多い中、右側の解答用紙を使う問題は今年は多かったので、記述に対する対策は今後必要になってくるでしょう。

【解答例】
1 地球温暖化
2 二酸化炭素の排出量を減少させるために、駅や停留所で路面電車やバスに乗りかえて移動するパークアンドライドを実行し、自動車利用を減らす


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兄姉と弟妹の受験は同じやり方である必要はない


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自分で図を描く


6年生の教室から
国語に力を入れよう





2月11日午後1時

慶應進学オンライン

例年、この日、この時刻に御三家をはじめとする全国上位校は一斉に招集日を決めます。ここまでは重複合格をして、「さあ、どこにしようか」と言っていても、ここではどこかに決めないといけない。

本人が来なければ入学辞退、となるからです。

すでにこの前に決まっている場合はさっさと辞退届けがでてくるでしょうが、まあ、この日に大方決まると言っても良いでしょう。そこから一斉に各校とも繰り上げが始まる。

繰り上げが始まるから、当然他のにも影響するわけで、それがまた次の学校の繰り上げを生む、というようの波及していきます。

補欠繰り上げはそろそろ落ち着いた時期になってきました。これで最終的にどのくらいの繰上げがあったのか、湘南は例年発表しています。

昨年定員が減員されて、2019年は一般枠の繰上げが17名、帰国が6名でした。二次試験合格者数は定員が70名に対して82名、それに17名を繰上げたので99名ですが、入学予定者が76名でしたから、23名の辞退があったということで、結構割合としては高かったといえるかもしれません。慶應は普通部、中等部、湘南と3校合格することもあり得るので、上位校との兼ね合いも含めてそのくらいの辞退率になったと思われますが、今年はどうなったでしょうか。


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水溶液に関する問題


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